グローバル時代のアジア都市論

グローバル時代のアジア都市論

持続可能な都市をどうつくるか
著者名 松行 美帆子 編著
志摩 憲寿 編著
城所 哲夫 編著
大田 省一
加藤 浩徳
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年01月
判型 A5 210×148
ページ数 220ページ
ISBN 978-4-621-30019-0
Cコード 3036
ジャンル 社会科学

内容紹介

本書は、アジアのとくに開発途上国、新興国における都市について、都市が成り立つ仕組みを解説し、そしてアジア都市の抱える課題への対処策についての知見を提供するために、企画された一冊。 前半部ではアジア都市の成長ダイナミズムと持続可能性をテーマとして、アジアの都市を理解するための諸理論や制度とその運用、歴史をまとめている。後半部では、持続可能な都市づくりへの処方箋をテーマに、都市が抱える各課題を解説し、その対応策について検討する。アジアの都市づくりに関わる社会人、研究者、そしてこれからアジアの都市づくりに関わりたいと考えている大学生、大学院生などに適している。

目次

第1章 都市の成長
 1.1 都市人口の増加とアジア地域の都市
 1.2 アジア地域の都市の空間的な成長
 1.3 これからのアジアの大都市の成長――持続可能な都市になるのか
第2章 経済成長と都市整備
 2.1 はじめに
 2.2 短中期的な経済成長
 2.3 長期的な経済成長
 2.4 技術水準と都市の果たす役割
 2.5 経済成長による弊害と都市インフラ整備
 2.6 グローバル化とアジアの都市の経済成長
第3章 都市計画
 3.1 グローバルリゼーションの中でのアジア都市
 3.2 都市計画制度の需要
 3.3 都市計画精度の特徴と課題
 3.4 都市計画の課題と展望
第4章 都市のガバナンスと制度
 4.1 はじめに
 4.2 「ガバメント」から「ガバナンス」へ
 4.3 ガバナンスと「制度」
 4.4 東南アジア3カ国の都市自治制度とガバナンス
 4.5 おわりに
第5章 市民社会とNGO
 5.1 アジア市民社会論の展開
 5.2 アジア市民社会とNGOの枠組み
 5.3 各国の市民社会とNGOの活動スペース
 5.4 NGOの推定数と都市型NGOの動き
第6章 都市形成史
 6.1 アジア都市の起源を探る
 6.2 古代都城理念
 6.3 港市・鎮市―商業都市ネットワークの形成
 6.4 植民地都市
 6.5 国民国家の首都
第7章 都市環境
 7.1 アジア都市環境の視点
 7.2 アジア都市の環境の現状と課題
 7.3 グリーン経済と持続可能な都市
第8章 都市と交通
 8.1 はじめに
 8.2 都市交通の考え方
 8.3 都市交通の先進的事例
 8.4 新興国での課題
 8.5 おわりに
第9章 都市貧困層の居住形成と政策・支援
 9.1 都市居住の課題
 9.2 居住政策と居住運動の展開
 9.3 インフォーマル居住地改善への理論的枠組み
 9.4 グローバル時代の連携協力――居住改善への同時代性の視点
第10章 都市と防災
 10.1 はじめに
 10.2 日本における防災・復興と都市計画・まちづくり
 10.3 防災の基本を知る
 10.4 アジアの都市と防災
 10.5 おわりに 
第11章 都市開発とファイナンス
 11.1 アジアの都市のインフラ投資需要
 11.2 都市インフラ投資の財源
 11.3 PPP(官民連携)
 11.4 開発利益還元
 11.5 都市開発金融
第12章 国際協力
 12.1 国際協力の枠組と都市分野の立ち位置
 12.2 都市分野における世界的目標と主要援助機関の動向
 12.3 日本の都市分野における国際協力
 12.4 まとめ  

定価:本体2,500円+税
在庫:在庫あり

▼ 補足資料