医学の歴史

医学の歴史

原書名 The History of Medicine: A Very Short Introduction
著者名 鈴木 晃仁
鈴木 実佳
発行元 丸善出版
発行年月日 2015年12月
判型・装丁 新書 174×112 / 並製
ページ数 232ページ
ISBN 978-4-621-08942-2
Cコード 0347
NDCコード 490
ジャンル 科学一般 >  シリーズ科学一般 >  サイエンス・パレット
新書 >  サイエンス・パレット

シリーズ紹介

学問は絵の具、心はキャンバス。 思い思いの色を混ぜ合わせ、自身のキャンバスを豊かな教養で彩ってみませんか? サイエンス分野の教養を1冊にまとめ、あなたの「知りたい」に応えます。

内容紹介

医学の長い歴史において、臨床、書物、病院、共同体、実験室の5つの類型を考えることができる。これらの類型は古代から19世紀まで年代順にあらわれて、層をなすように重なって現代の医学を形づくっている。古代ギリシャ・ローマ人がつくり上げた臨床の医学とはどのようなものなのか。中世に発達した書物の医学の特徴は何か。フランス革命期のパリで起きた病院の医学はどのような意味で革命的だったのか。19世紀のコレラなどの感染症と近代社会が生んだ貧困の問題に直面して、国家はどのように共同体の医学をつくり上げたのか。実験室の医学は、どのようにして医学を変革したのか。そして、20世紀以降の医学において、それぞれの類型はどのように発展して共存しているのか。本書ではこの類型的な把握に基づいて、医学の長い歴史を簡潔に解説する。

目次

序章 医学の諸類型
1 臨床の医学
 ヒポクラテス派とその周辺/体液の体系/ヒポクラテス派の拡がり
2 書物の医学
 現存するという奇跡/保存・伝達・適応/病院・大学・医者/解剖学の発見/化学・自然学・臨床/啓蒙主
 義の医学?
3 病院の医学
 「フランス万歳」/身体を診る――新たな親密さ/死体安置所へ――臨床病理学的相関/「数える」ことの
 学習/身体と心
4 共同体の医学
 公衆衛生/産業化国家以前/コレラと貧困――公衆衛生の原動力/公衆衛生の公的制度を整える
5 実験室の医学
 医学を科学的にする/細胞――より小さく/細菌――新たな福音/細菌・医学・外科学/生理学――新たな
 厳密性
6 現代世界の医学
 次は何が?/臨床――ヒポクラテス派の遺産/書物の医学と新たな情報の価値/病院の医学とケアの価値/
 共同体の医療――私たちの手で私たちの健康を/実験室の医学――新たな展望は限りなく/現代医学――現
 在の状況

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定価:本体1,000円+税

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