内容紹介
最近起きている化学物質の事故は大型化・多様化しており、再発防止のため大学や企業でも安全教育は必須である。本書では安全管理の素地がない人にも研究室を安全に運営するために必要な安全管理の知識を総合的に体得できるよう、まず安全の基本を知り、基本を守らないと危ない事故につながるという危機感をもって、実験で取り扱う物質にどういう潜在危険があるのか、どう取り扱えばよいのかを理解する。そのうえで、安全に実験するために気をつけなければいけないこと、知っておかなければいけない安全知識、安全管理や法令などが自然と身につけられる流れの構成と記述にこだわった。また、最近主流のWebによる化学物質管理手法も盛り込み、自主性、予防を重視したリスク低減の考え方、化学実験マネジメントを解説。
目次
1章 安全の基本
2章 事故例と教訓
3章 実験室安全の基本
4章 化学物質の潜在エネルギー危険性と安全な取扱い
5章 化学物質の混合危険と具体的事例
6章 化学物質の毒性と予防および救急
7章 廃棄物の安全管理
8章 実験研究における安全管理と危機管理
9章 化学物質管理に関連する法令
出版社からのメッセージ
本書は『化学安全ノート 改訂版』(2007年1月刊)の改訂版です。
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本書は、少部数印刷にて重版が可能です。
在庫僅少の場合でもご注文いただけますので、お問い合わせください。
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