農業経営

農業経営

新時代を切り開くビジネスデザイン
著者名 上原 征彦 編著
折笠 俊輔
熊本 伊織
齋藤 訓之
中 麻弥美
発行元 丸善出版
発行年月日 2015年04月
判型 四六 188×128
ページ数 184ページ
ISBN 978-4-621-08919-4
Cコード 0061
NDCコード 611
ジャンル 社会科学 >  経営学

内容紹介

企業の農業参入自由化と農林水産省のバックアップを背景に、「農業-食品加工-流通・販売」を緊密につなぐ農商工連携のビジネスモデルが活況を呈している。これを今後さらに発展させてゆくには、ブランド化の新戦略や、サプライチェーン・バリューチェーンの構築などにより、農業と食品・関連企業がともに飛躍する“フードシステムの革新”が求められる。そこで本書では、地域の食文化をベースとしたブランドをいかに構築することが重要かを提示するとともに、食と農との関係性を探りつつ、地域を活性化させるブランド戦略とは何かについて詳説する。また、今後のグローバル化を見据えて、TPP後に競争優位となる食農連携とは何か、また、どのようなマーケティングが展開できるかについても言及。「農業-食品加工-流通・販売」関係者・研究者必読の書。

目次

序章 日本の農業経営のこれから
 1 日本農業を展望する視座
 2 日本農業の過去・現在・未来
 3 これからの農業経営者とその素質
 4 これからの農業経営戦略の基本フレーム
第1章 マーケット重視が求められる農業
 1 ビジネス化が迫られる農業
 2 農業がとらわれてきた呪縛
 3 日本の農業商機についての見直し
 4 到来している「変化の波」
第2章 農業を基盤とする地域産業の活性化
 1 地域活性化における地域産業の重要性
 2 農業を基盤とした第2次産業の活性化
 3 農業を基盤とした第3次産業の活性化
 4 まとめ
第3章 日本の農業経営のニュートレンド
 1 成長が期待される日本農業
 2 アグリビジネスを取り巻く環境と潮流
 3 農業経営者と農業生産法人を静著王させてきたビジネス戦略
 4 経営理念の重要性
 5 農業ビジネスのニュートレンドとグローバル化
第4章 農業の革新を目指す農商工連携
 1 農商工連携の展開
 2 農商工連携の事例について
 3 農商工連携の倫理と将来展望
第5章 農業経営者のブランド戦略
 1 ブランドの論理
 2 強力なブランドとオリジナリティの創出
 3 農業経営固有のブランド戦略
終章 地域活性化のための新しい視座
 1 地域と農業
 2 地域活性化の基礎条件
 3 農業を地域活性化に繋げる

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定価:2,090円
(本体1,900円+税10%)
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