膠原病学 改訂6版

膠原病学 改訂6版

免疫学・リウマチ性疾患の理解のために
著者名 塩沢 俊一
発行元 丸善出版
発行年月日 2015年07月
判型 B5 257×182
ページ数 716ページ
ISBN 978-4-621-08945-3
Cコード 3047
NDCコード 493
ジャンル 医学・薬学 >  臨床医学・内科系

内容紹介

難病指定されている「膠原病(リウマチ)」は、臨床と研究の双方を同時進行で推進していかなければならない重要分野である。本書の1版〜改訂5版は、免疫学と臨床免疫学を対等に見据えた新しい時代の専門書・教科書として、この分野の研究者の間では定評を得てきた。医学の基礎知識も盛りこみ、解剖学や生理学的な知識も補足して懇切丁寧に解説。前半は免疫学、後半は臨床膠原病学を取り上げる。ここ3年間の新知見を盛り込み、全体の約3割の内容を改訂するとともに、巻末付録もすべて最新のデータに改訂する。

目次

1部 免疫システムへのアプローチ
 1章 免疫システムの概要
 2章 免疫異常の検出法
2部 免疫系の細胞と臓器
 3章 抗体とB細胞
 4章 T細胞
 5章 抗原提示
 6章 TLRと第一線の非特異的防御機構
 7章 免疫系の発生と臓器,DC
3部 免疫応答を調節する分子
 8章 補体および低分子生理活性物質(プロスタグランジン,トロンボキサン,ロイコトリエン,NO)
 9章 サイトカイン
 10章 接着分子
4部 生体防御応答の正常と異常
 11章 感染に対する防御応答
 12章 免疫不全症
5部 膠原病へのアプローチ
 13章 膠原病の概念および発症病因
 14章 膠原病の診察法
 15章 膠原病の検査
 16章 画像による診断
 17章 関節の構造と機能
6部 臨床薬理学
 18章 膠原病の治療薬
7部 膠原病の臨床
 19章 関節リウマチ
 20章 全身性エリテマトーデス
 21章 混合性結合織病
 22章 全身性硬化症(強皮症)
 23章 多発性筋炎・皮膚筋炎
 24章 全身性血管炎
 25章 シェーグレン症候群
 26章 抗リン脂質抗体症候群
 27章 ベーチェット病
 28章 痛風および偽通風
 29章 若年性リウマチ・若年性脊椎関節症,成人スチル病、ライム病
 30章 リウマチ性多発性筋痛症
 31章 Spondyloarthritis(SpA),Fasciitis
 32章 乾癬性関節炎
 33章 サルコイドーシス
 34章 掌蹠膿疱性骨関節症
 35章 再発性多発性軟骨炎
 36章 好酸球性筋膜炎,その他の筋膜炎
 37章 線維筋痛症候群
 38章 自己炎症症候群
 39章 無菌性骨壊死症,その他リウマチ症状を示す疾患
 40章 アレルギーと疾患
8部 全身からみた膠原病
 41章 膠原病と血液疾患,腫瘍
 42章 膠原病と肺
 43章 膠原病と腎
 44章 膠原病と肝胆道・消化器・後腹膜
 45章 膠原病と眼
 46章 膠原病と皮膚
 47章 膠原病と代謝性疾患
 48章 結合組織の遺伝性疾患
 49章 膠原病と神経内分泌,ストレスの認知行動療法
 50章 膠原病患者の主治医になるということ
【付録1】関節可動域の測定法
【付録2】CD分類表
【付録3】インターロイキンの種類

出版社からのメッセージ

本書は『膠原病学 改訂5版』(2012年03月刊)の改訂版です。

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定価:16,500円
(本体15,000円+税10%)
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