内容紹介
消費者行動の研究は何かを買うという行為の理解にとどまらない。何かを所有することが、人々の生活や自分自身や他人に対して抱くイメージにどのような影響を与えるのか、ということも消費者行動論の研究者達は考えてきた。 本書はモノやサービスを買って、所有して、廃棄する一連のプロセスを理解するための考え方を分かりやすく解説している。そのために、消費者行動論の最新の研究成果が紹介されている。また、グローバル化という現実を反映して、世界各地で観察されるユニークな消費者行動やマーケティングの事例を豊富に紹介する。 さらに日本版では、ケースの一部を日本の読者にも分かりやすいものに書き直す工夫をしている。 下巻には、消費者の社会的アイデンティティに影響を与える外的要因に焦点を当てた「セクション4 消費者とサブカルチャー」(第11章〜第14章)を収載。
目次
セクション4 消費者とサブカルチャー
第11章 集団とソーシャルメディア
準拠集団/オピニオン・リーダーシップ/クチコミ/ソーシャルメディア革命
第12章 社会階級とライフスタイル
消費者の支出と経済行動/社会階級の構造/社会階級と消費者行動/ライフスタイル
第13章 サブカルチャー
サブカルチャー,マイクロカルチャー,消費者アイデンティティ/民族・人種サブカルチャー/宗教サブカルチャー/年齢サブカルチャー
第14章 文化
文化とは何か?/文化を伝える物語と儀式/聖なる消費と俗なる消費/ポップカルチャー/イノベーションの普及
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