極論で語る神経内科

極論で語る神経内科

著者名 河合 真
香坂 俊 監修
発行元 丸善出版
発行年月日 2014年09月
判型・装丁 A5 210×148 / 並製
ページ数 154ページ
ISBN 978-4-621-08852-4
Cコード 3047
ジャンル 医学・薬学 >  臨床医学・内科系 >  内科学一般
医学・薬学 >  臨床医学・内科系 >  神経内科学
医学・薬学 >  シリーズ医学・薬学 >  【極論で語る】シリーズ

内容紹介

循環器内科領域のエース的存在、香坂俊編著『極論で語る循環器内科』の大好評を受け、研修医、専門医、ジェネラリスト向けの「神経内科編」(極論シリーズ)の登場。著者は米国スタンフォード大学睡眠医学センターで活躍中の河合真氏。日米双方の指導医経験を踏まえた著者が神経内科の最新の『極意』を伝授する。治らない疾患を扱う神経内科ならではの代表的な疾患の診察・診断・治療の極論を大胆解説。神経内科ならでは局所診断のArt、日米研修医事情、著者専門の「睡眠医学」など見どころ満載の一冊。

目次

1章 脳血管障害 
 極論1 脳血管障害は血管の病気だと重々承知するべし
 極論2 「脳卒中」は便利な言葉だが,できる限り使わない
 極論3 「(意識)レベル低下です」は,まず信じない
 極論4  初発の頭痛でCTが正常なら,ごちゃごちゃ考えないで○○をやる!
 コラム1 頭部単純CTをスキップしない
 コラム2 噂をパラメーターとして使う
2章 認知症
 極論1 「認知症」は病名ではない!
 極論2 救急外来や入院中に認知症の診断をつけるな!
 極論3 病歴聴取で見当がつかないときは,診断にはたどりつかない!
 極論4 認知症=ドネペジル処方すればいい!と思うな 
 コラム1 高齢者に礼を失するな!
3章 てんかん  
 極論1 「てんかん」を「てんかん」と呼ぶな! [Seizure]と[Epilepsy]を区別する
 極論2 「抗てんかん薬」は「抗てんかん発作薬」ではない
 極論3 てんかん発作を見ないで,正しい治療ができていると思うなかれ
 極論4 脳波と薬物濃度を治療するな
 極論5 新規抗てんかん薬を使わない理由を探せ!
 コラム1 米国の状況
4章 多発性硬化症(MS)
 極論1 神経診察道具の出番
 極論2 MRIより自分の診察を信じられるか?
 極論3 フォローすれば名医となれる疾患
 極論4 自己免疫かつ中枢神経疾患であることが治療を難しくする
 コラム1 神経内科のレジデントとしての資質とは?
5章 パーキンソン病
 極論1 原料がない訳ではない.下請け工場がつぶれた状態
 極論2 なぜ下請け工場がつぶれるのか? 原因なのか,結果なのか.それが問題だ
 極論3 「社会歴をとる?」.とらないと治療できない
 極論4 覚悟を決めてドパミンをいじる
 極論5 国全体で治療を考える.外科的治療を忘れない
 コラム1 映画『Awakenings(邦題:レナードの朝)』について
6章 筋萎縮性側索硬化症
 極論1 「難病=できることがない」ということは絶対にない
 極論2 PEGとNIVの適応は慎重に? 冗談じゃない
 極論3 対症療法の何がいけない?
 極論4 終末期の議論を避けない.事実を告げることは希望を奪うことではない
 コラム1 人工呼吸器と離脱
7章   ギラン・バレー症候群
 極論1 治療する? するに決まっている.だって治療法があるのだから
 極論2 病初期の診断は進行速度が決め手となるが,よい打鍵器も必要
 極論3 果たしてGBSは難病なのか? その見極めが難しい
 極論4 自分の病院の限界を知っておく
 コラム1 仲良くしておくべき科とは?就職時の心得を伝授
 コラム2 打鍵器もしくはハンマーへのこだわり
8章 重症筋無力症
 極論1 重症筋無力症? さあ緊張しろ!
 極論2 歩いて覚醒している患者さんでも,クリーゼの気管内挿管はエースに頼め!
 極論3 すべての薬剤が、MGを増悪させる可能性がある
 極論4 コリンをいじるということを理解する
 極論5 治療しながら増悪に備える.経験者のアドバイスに耳を傾ける
9章 睡眠
 極論1 睡眠を評価しないのは,脳の3分の1を評価していないことである
 極論2 すべての症状はOSASに通ず
 極論3 終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)でしか“脳と睡眠”は語れない
 極論4 不眠の治療=睡眠薬ではない
 コラム1 睡眠検査=apnea hypopnea index(AHI)を出すものという誤解(睡眠検査レポ・ートはなぜ
      長い?)
10章 脊髄疾患
 極論1 MRIのために戦え!
 極論2 撮影部位でよい格好をしない
 極論3 足底をこすらないなんて……,やり直し
 極論4 肛門括約筋反射を診ないなんて……,やり直し
 コラム1 “戦い方”伝授します.Fighting Styleは地方によって違いあり
11章 「器質的疾患でない」疾患について
 極論1 “心因性”疾患を知らずして 「器質的でない」というなかれ
 極論2 「器質的疾患でない」というならば 他の医師に理路整然と説明できるか?
 極論3 「器質的疾患でない」患者さんの説明には,むしろ時間をとる!
 極論4 身体表現性障害の正しい対処を知らずに,一人前などと片腹痛い
 コラム1 精神科が「気質的疾患が疑われる」といってきたときは襟をただせ

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