内容紹介
ピーター・ラックスがクーラント研究所において大学院1年生向けに行った講義にもとづき編纂された教科書の翻訳書。大学学部初年次に学ぶ事項に続く事項で、さまざまな理工学分野の数値解析を要する場面で必要となる理論と実践の両面を解説。
目次
第1章 基礎
第2章 双対性
第3章 線形写像
第4章 行列
第5章 行列式と跡
第6章 スペクトル理論
第7章 ユークリッド構造
第8章 ユークリッド空間からそれ自身への自己随伴写像のスペクトル理論
第9章 ベクトル値および行列値関数の微分積分学
第10章 行列不等式
第11章 運動学と力学
第12章 凸性
第13章 双対定理
第14章 ノルム空間
第15章 ノルム空間の線形写像
第16章 正値行列
第17章 連立1次方程式を解く方法
第18章 自己随伴行列の固有値を計算する方法
付録1 特別な行列式
付録2 パフィアン
付録3 シンプレクティック行列
付録4 テンソル積
付録5 格子
付録6 行列の乗法の高速化
付録7 ゲルシュゴリンの定理
付録8 固有値の多重性
付録9 高速フーリエ変換
付録10 スペクトル半径
付録11 ローレンツ群
付録12 単位球のコンパクト性
付録13 交換子の特徴付け
付録14 リアプノフの定理
付録15 ジョルダン標準形
付録16 数域
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