青年期発達百科事典

青年期発達百科事典

第1巻:発達の定型プロセス/第2巻:人間・社会・文化/第3巻:精神病理と非定型プロセス
原書名 Encyclopedia of Adolescence
著者名 子安 増生 監訳
二宮 克美 監訳
青年期発達百科事典編集委員会
発行元 丸善出版
発行年月日 2014年03月
判型 B5 257×182
ページ数 1568ページ
ISBN 978-4-621-08799-2
Cコード 3530
NDCコード 371
ジャンル 人文科学 >  人文科学_総記・事典
人文科学 >  心理学 >  発達心理

内容紹介

本書は、青年期における個人の成長や生活環境、社会的背景の影響、身体発達という大きな変化に対する認識や問題等について、関連する各分野の専門家による125項目を全3巻に収録したレファレンス。  第1巻では、発達の定型プロセスに関わるトピックに焦点をあて、生物学的、認知的、心理学的な発達とともに、道徳性や職業的発達について取り上げ、第2巻は、青年期とは生活環境や社会的背景によって大きく影響される時期という事実に基づき、個をとりまく人間関係や社会集団、社会や文化が与える影響という視点から解説。第3巻には、青年期に健康な発達にとって困難な場面に直面するという認識、自閉症などの発達障害とその療法、虐待や自殺など社会問題や喫煙などの問題行動とそれに対する介入・予防手段などの項目を収録。

目次

第1巻 発達の定型プロセス
 意思決定/遺伝学/運転行動/栄養/音楽聴取/学業成績/記憶/キャリア発達/ジェンダー問題/自己の発達/思春期と青年期:進化的視点/実行機能/社会的知能/社会的認知/衝動性/情動発達/自律性の発達/身体障害/身体的魅力/睡眠/スピリチュアリティ、宗教、健全な発達/成人期への移行/性的指向/青年期の発達段階/青年期の理論/青年期への移行/青年期研究の歴史/セルフ・エスティーム/創造性/達成動機づけ/知的障害/動機づけ/道徳性の発達/認知発達/脳の発達/パーソナリティ特性/ボディイメージ/ホルモンと行動/メタ認知と自己調節学習/リテラシーと読書行動/レジリエンス/量的研究法
第2巻 対人的および社会文化的要因
 愛着/いじめ/被害者の問題/イニシエーション・セレモニーと通過儀礼/移民をめぐる諸問題/インターネット等のインタラクティブメディア/親子関係/家族関係/家族組織と発達/学校外の活動/学校から仕事への移行/学校と学校教育/家庭環境/きょうだい関係/近隣関係/グローバリゼーション/高等学校/孤独感/雇用/里親ケア/差別/ジェンダー・ロール/市民参加と政治参加/社会化/社会的能力/宗教的関与/職業訓練/スポーツへの参加/性教育/青年期の発達に及ぼす文化的影響/セクシュアリティ/ソーシャルサポート/仲間関係/仲間の影響/人気と社会的地位/貧困/ホームレス/マイノリティ青年の民族的/人種的アイデンティティ/ミドル・スクール/メディアの影響/メンター関係/養育の実践とスタイル/余暇/両親の離婚経験/恋愛関係/若者ギャング(ユース・ギャング)
第3巻 精神病理と非定型プロセス
 アルコール摂取/うつ病とうつ病性障害/AIDS/介入の方法/過体重/肥満/感情調節不全/危険な性行動/虐待/ギャンブル行動/コーピング/自殺/自殺を目的としない自傷行為/自閉症とアスペルガー/嗜癖/死別/10代の家出/身体醜形障害/睡眠パターンとその問題/ストレス/性感染症/精神病理学のモデル/精神薬理学/青年期うつ病のための対人関係療法/摂食障害/双極性障害/タバコ使用/注意欠陥多動性障害/デートDV/統合失調症/特異的学習障害/妊娠/認知行動療法/破壊的行動と攻撃/発達精神病理学/不安障害/マルチシステミックセラピー/慢性病/リスクテイキング行動

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定価:165,000円
(本体150,000円+税10%)
在庫:絶版

▼ 補足資料