星

巨大ガス球の生と死
原書名 STARS A Very Short Introduction
著者名 中田 好一
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年11月
判型 新書 174×112
ページ数 188ページ
ISBN 978-4-621-08735-0
Cコード 0344
NDCコード 443
ジャンル 科学一般 >  シリーズ科学一般 >  サイエンス・パレット
新書 >  サイエンス・パレット

シリーズ紹介

学問は絵の具、心はキャンバス。 思い思いの色を混ぜ合わせ、自身のキャンバスを豊かな教養で彩ってみませんか? サイエンス分野の教養を1冊にまとめ、あなたの「知りたい」に応えます。

内容紹介

星はわれわれ生物と同様に一生があり、その時々でさまざまな様相をみせる。宇宙空間を漂うガスや塵が集まると、円盤状に回転して凝縮し、そこに星の赤ちゃん(原始星)が誕生する。原始星はしだいに熱をおびて十分な温度にまで達すると、核融合反応によってみずからのエネルギーを放出しながら瞬き始める。星は瞬き、やがてエネルギーが尽きる晩年を迎えると、白色矮星となってその生涯を終えるものや、超新星爆発を引き起こしてブラックホールや中性子星となり、爆発によって飛び散ったガスは新たな星をつくる一部となって宇宙をただよう。 本書では、これら一連の進化過程における特徴的な構造を、数式をほとんど用いず、天文学史上の挿話を交えながらわかりやすく解説する。

目次

1 科学と星々
   星は何からできているのだろう?/重さは? 熱さは? 明るさは? 大きさは?/星って単純
2 太陽の生き方
   重力と太陽/エネルギーと進化
3 表通りの日々
   原子と原子核/核燃料/着火/水素燃焼星/主系列の限界:縮退
4 元素のクッキング
   成長と変化/巨星
5 星々が亡くなる日
   終焉/中性子星とブラックホール
6 なきがらを求めて
   パルサー/降着/ブラックホール/連星の進化/終点:星のリサイクル/終点:最も明るい連星/ガンマ線バースト/エピローグ
7 宇宙を測る
   年齢/距離/加速膨張
8 はじまり
   輪廻/暗がりでの誕生/最後の星

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