量子ビーム・テクノロジー革命

量子ビーム・テクノロジー革命

著者名 世界物理年フォーラム「量子ビーム・テクノロジー革命」実行委員会
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年02月
判型 B5変
ページ数 266ページ
ISBN 978-4-621-06489-4
Cコード 3042
ジャンル 物理学

内容紹介

2005年に日本学術会議により主催された世界物理年フォーラム「量子ビーム・テクノロジー革命」の講演録をもとに編集・執筆されたテキスト。量子ビームテクノロジーの現状と今後の展望を、基礎化学から産業応用にわたり、各界の第一人者が明確、具体的に語る。量子ビーム(イオンビーム、中性子ビーム、放射光、レーザーなどの総称)は、産業・医療など広い分野における技術革新のキーテクノロジーとして、世界的に最も注目されている技術である。

目次

第I部 総論
 第1章 21世紀へ向けた日本の科学技術政策:国の根幹は「ひとづくり」 黒川清
 第2章 21世紀の科学は物質と生命をつなぐ―ライフサイエンスから見た量子ビームテクノロジーの意義―和田昭允
第II部 量子ビームが拓く世界
 第3章 量子ビームが拓いた世界 有馬朗人
 第4章 量子ビーム施設と先端研究 永宮正治
 第5章 医学分野における量子ビームの利用―とくに粒子線治療について― 辻井博彦
第III部 量子ビーム研究の最前線
 第6章 材料・ナノテクノロジーと量子ビーム 藤井保彦
 第7章 量子ビームが切り拓くナノテクノロジー・材料開発の新展開 田川精一
第IV部 産業で活躍する量子ビーム
 第8章 企業の研究開発と量子ビームへの期待 有信睦弘
 第9章 量子ビーム技術の産業応用について―住友重機械の例― 高橋直樹
第V部 量子ビームテクノロジーへの期待
 第10章 量子ビームテクノロジーへの期待 小田公彦
 第11章 量子ビームを活用した地域活性化 橋本昌
 第12章 新研究領域開拓と産業創成の鍵となる量子ビーム利用促進への取り組み 斎藤尚樹
第VI部 量子ビーム研究への期待
 第13章 大強度量子ビーム施設J-PARC 大山幸夫
 第14章 理化学研究所における量子ビーム研究 矢野倉 実
 第15章 量子ビームプラットフォームによる社会への貢献を目指して―原子力機構における量子ビームテクノロジーの研究開発― 岡田漱平
量子ビームテクノロジー用語解説

出版社からのメッセージ

本書は、2006年12月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。
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本書は、書籍からスキャナによる読み取りを行い、印刷・製本を行っています。
一部、装丁が異なったり、印刷が不明瞭な場合がございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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