内容紹介
セメント固定による人工股関節置換術についての解説書。骨セメントの基礎から手術手技まで、セメント固定人工股関節置換術の真髄を詳述。豊富なカラー写真とイラストで視覚的にもわかりやすく編集されている。セメント固定人工股関節置換術を行う整形外科医に有用な一冊。
目次
PartI 進入法と手術手技の各段階
1 股関節への最小切開進入法(MIS)
2 手術手技の各段階
PartII 基礎科学
3 骨セメントの特性
4 ミキシング
5 骨の下準備
PartIII 最新のセメント手技
6 適切なセメント手技―エビデンス
7 インプラントの選択
PartIV 臨床成績
8 大腿骨コンポーネント
9 臼蓋コンポーネント
10 摺動面に何を選ぶか
11 スウェーデンの股関節登録制度からのエビデンス
PartV 術後管理,合併症とその予防
12 セメントTHAにはよい麻酔医が必要である
13 周術期管理:早期回復のプロトコール
14 感染予防
15 セメント人工関節全置換術における肺塞栓症
16 評価基準:私はいかにしてそれを行ったか
17 セメントTHAでの誤りと落とし穴
18 再置換術は決して難しくない
PartVI 将来の予測
19 THAの経済的評価
20 セメントTHAの将来的意義
出版社からのメッセージ
本書は、2009年10月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。