金属における拡散

金属における拡散

純金属および合金における拡散の基礎理論現象
原書名 Diffusion in Metallen
著者名 藤川 辰一郎
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年11月
判型 A5 210×148
ページ数 488ページ
ISBN 978-4-621-06321-7
Cコード 3042
ジャンル 機械・金属・材料 >  金属

内容紹介

拡散は物質の諸現象や反応の素過程として重要で、材料科学だけでなく材料開発にも不可欠である。本書は、最近の成果も取り入れた拡散研究の集大成。緻密で整然とした示唆に富む表現で詳述。付録では訳者により最新の研究を含む約2000件の文献が追加。拡散や関連する材料の研究者や技術者の必読文献。

目次

第1章 序論
第2章 フィックの拡散方程式とその解
 2.1 フィックの拡散方程式
 2.2 拡散係数が一定の場合のフィックの第2法則の解
 2.3 濃度に依存する拡散係数の場合の解
第3章 実験方法
 3.1 トレーサー法
 3.2 化学的な濃度勾配での測定
 3.3 物理的な測定
第4章 格子欠陥
 4.1 空孔
 4.2 格子間原子
 4.3 転位および粒界
第5章 拡散理論
 5.1 フィックの拡散方程式の熱力学的な導出
 5.2 座標系の選択
 5.3 拡散の現象論的―熱力学的取り扱いの一般論
 5.4 拡散の反応速度論的取り扱い
 5.5 平均2乗変位と相関係数
 5.6 活性化エンタルピーおよび活性化エントロピーの温度依存性
 5.7 単空孔および複空孔を介しての位置交換
 5.8 拡散係数の圧力依存性
 5.9 拡散の質量依存性
第6章 純金属における拡散
 6.1 fcc構造の金属
 6.2 bcc構造の金属
第7章 合金における拡散
 7.1 希薄合金
 7.2 高濃度合金
 7.3 多元系での拡散
第8章 金属におけるガス原子および炭素の拡散
 8.1 はじめに
 8.2 格子間位置
 8.3 格子間拡散研究のための特殊な方法
 8.4 金属における水素同位体の拡散挙動
 8.5 fcc金属における水素同位体の拡散
 8.6 金属における炭素,窒素および酸素の拡散
第9章 粒界拡散,転位拡散および表面拡散
 9.1 粒界拡散
 9.2 転位拡散
 9.3 表面拡散
第10章 アモルファス金属合金における拡散
 10.1 1つの基礎
 10.2 アモルファス合金における拡散研究のための実験方法
 10.3 構造緩和および拡散
 10.4 アモルファス状態および結晶状態における拡散
 10.5 アモルファス合金における拡散係数の温度依存性
 10.6 反応拡散によるアモルファス化
付録A 多相拡散の実験解析のためのパラメーター
付録B 拡散に関連する専門書および文献 (訳者による追補)

定価:本体6,300円+税
在庫:在庫あり