内容紹介
本書はアーヘン工科大学のクラウゼ教授がドイツ語で書き下ろした流体力学の教科書の邦訳版。流体力学の定式化に関して連続体理論に基づく数理学的基礎と実験的応用の双方が、非圧縮性流体から圧縮性流体に渡って精緻に網羅。丁寧な解説と本書全体の約３分の１を占める豊富な演習問題が特色の好テキスト。
目次
第１章 流体力学I
１．１ 序
１．２ 静水力学
１．３ 動水力学
１．４ １次元非定常流れ
１．５ 運動量と角運動量の法則
１．６ 粘性流体の平行流れ
１．７ 管路内の乱流
第２章 流体力学II
２．１ 序
２．２ 流体力学の基礎方程式
２．３ 相似流れ
２．４ クリープ流れ
２．５ 渦の定理
２．６ 非圧縮性流体のポテンシャル流れ
２．７ 層流境界層
２．８ 乱流境界層
２．９ 境界層の剥離
２．10 参考文献
２．11 付録
第３章 流体力学演習
３．１ 演習問題
３．２ 演習問題の解答
第４章 気体力学
４．１ 序
４．２ 熱力学的関係式
４．３ １次元定常流れ
４．４ 垂直衝撃波
４．５ 斜め衝撃波
４．６ プラントル―マイヤー流れ
４．７ 超音速流れにおける揚力と造波抵抗
４．８ 特性曲線の理論
４．９ 圧縮性ポテンシャル流れ
４．10 相似則
４．11 参考文献
第５章 気体力学演習
５．１ 問題
５．２ 解答
５．３ 付録
第６章 空気力学実験
６．１ 低速風洞（ゲッチンゲン型風洞）
６．２ 半無限物体上の圧力分布
６．３ 非圧縮性流れにおかれた球
６．４ 平板境界層
６．５ 翼面上の圧力分布
６．６ 翼に働く空気力
６．７ 水類似―浅水中の表面波および気体中の圧力波の伝播
６．８ 圧縮性管内流れにおける抵抗と損失
６．９ 圧縮性流れの測定法
６．10 超音波風洞とくさびによる衝撃波
６．11 圧縮性流れにおける球
出版社からのメッセージ
本書は、2008年12月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。
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本書は、書籍からスキャナによる読み取りを行い、印刷・製本を行っています。
一部、装丁が異なったり、印刷が不明瞭な場合がございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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