内容紹介
現在、世界中で起こっているあらゆる「環境」に関する情報やデータをこの一冊に凝縮した環境データブックの集大成。地球温暖化、異常気象、酸性雨、オゾンホール、環境破壊、動植物の絶滅、エネルギー問題等々、私たちが日頃目にする耳にする情報を、世界中の信頼のおけるデータとその長年蓄積した膨大な情報量から、地球環境の真のすがたを読み解くことができる。その他にも、地球外部(宇宙)を要因とする環境変動や、大気・陸域・水域に生きる生物、それらが共生していくのための循環のしくみ、さらには大気や水の汚染、ゴミ、廃棄物といった産業・生活に関する環境データも掲載する。
目次
1 地球環境変動の外部要因
1.1 太陽活動,宇宙線の地球環境への影響
1.2 氷期・間氷期サイクルと地球の軌道要素変動
1.3 地球接近天体と天体の地球衝突
1.4 電磁波環境と自然科学への影響
2 気候変動・地球温暖化
2.1 気候変動
2.2 地球温暖化
3 オゾン層
3.1 オゾン層の破壊につながる物質
3.2 オゾン層の状況
3.3 オゾンホールの状況
3.4 紫外線(UVインデックス,紅斑紫外線量)
4 大気汚染
4.1 大気汚染
4.2 酸性雨
5 水循環
5.1 地球上の水循環
5.2 地下水の循環
6 淡水・海洋環境
6.1 水域環境と生物
6.2 淡水域生態系
6.3 沿岸域生態系
6.4 海洋生態系
6.5 水産資源
7 陸域環境
7.1 GNSSによる全国水平地殻変動図
7.2 日本列島の地学的環境
7.3 日本の海岸線
7.4 生態系
7.5 生物群集
7.6 野生動物(種と個体群の分布)
7.7 絶滅のおそれのある日本の野生動物(RDB)
7.8 外来種
7.9 日本の野生鳥獣保護・管理
7.10 日本の自然環境保全地域
7.11 土地利用
7.12 生物資源と農・畜産物
7.13 化学肥料,農薬,遺伝子組換え作物
8 物質循環
8.1 生物圏の生物と物質循環
8.2 無機圏における物質循環
9 産業・生活環境
9.1 エネルギー
9.2 温室効果ガス排出量
9.3 新たに製造・輸入される化学物質
9.4 環境中の化学物質濃度
9.5 化学物質の有害性およびリスク評価
9.6 化学物質の管理
9.7 騒音・振動・悪臭
9.8 国レベルの物質収支
9.9 各種製品群のリサイクル
9.10 廃棄物の発生と処理処分
9.11 循環廃棄家庭における化学物質
10 環境保全に関する国際条約・国際会議