土の百科事典

土の百科事典

著者名 土の百科事典編集委員会
発行元 丸善出版
発行年月日 2014年01月
判型 A5 210×148
ページ数 588ページ
ISBN 978-4-621-08584-4
Cコード 3501
NDCコード 613
ジャンル 生物・生命科学 >  微生物学
環境科学・生活科学 >  農学

内容紹介

われわれにとってあまりにも身近過ぎるがゆえに何事もない生活においては目を留めにくい「土」に関わる科学、民俗、文化などさまざまな面を捉えたユニークな事典。前半の総論編では各章題にまつわる事項の大まかなストーリーを読むことができ、後半の各論編においては、総論中に現れる用語や少し踏み込んだ専門的な用語をわかりやすく解説する。

目次

総論
 1.土の科学
  1.1 土のなりたち
  1.2 生命と環境を育む土
  1.3 土の中の生き物たち
 2.土の種類
  2.1 世界の土
  2.2 日本の土
 3.土と農林業
  3.1 土と農林業
  3.2 土と作物
 4.土と環境
  4.1 土と環境
  4.2 土と地球環境問題
  4.3 土と地域環境問題
  4.4 環境問題に対する土地の機能
 5.土と産業・技術
  5.1 地盤材料としての土
  5.2 土構造物
  5.3 土の改良,改質
  5.4 建築材料と土
  5.5 廃棄物,副産物の地盤材料としての利用
 6.土と音楽
  6.1 土と音楽
  6.2 音楽表現素材としての土
  6.3 楽器に用いられる土
  6.4 曲に象徴される土
  6.5 土と舞踏・音楽
 7.土と文学
  7.1 日本文学と土
  7.2 世界各国の文学と土
 8.土と民俗学
  8.1 「土」の思想
  8.2 土と砂の信仰と儀礼
  8.3 土と民族知識
  8.4 土の民族技術
  8.5 民族の中の土
 9.土と生活
  9.1 土と食
  9.2 土と生活
  9.3 土と健康
  9.4 土と園芸
  9.5 土と遊び
 10.土と社会
  10.1 社会にとって土とは何か
  10.2 農業の成立と伝播―土を作り作物を育てる人間
  10.3 生活の場所性,地域性,―風土論の見地から
  10.4 土の力と教育思想
  10.5 土地制度の形成と歴史
 11.土と文明
  11.1 文明の現実
  11.2 文明の興亡と大地自然
  11.3 いくつかの大きな文明の帰結
  11.4 現代文明の展開と帰結
  11.5 近代文明の展開と帰結
  11.6 結び―「着土」の文明へ
各論
付録
 1.世界・日本土壌学年表
 2.世界土壌資源照合基準(WRB)の照合土壌群(検索順)と土壌分類体系の比較
 3.土壌の地方名
 4.土を調べるための本

関連商品

定価:22,000円
(本体20,000円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定