実践で役立つ!! 英語プレゼンテクニック

実践で役立つ!! 英語プレゼンテクニック

原書名 English for Presentations at International Conferences
著者名 上出 鴻子
上出 洋介
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年07月
判型 A5 210×148
ページ数 232ページ
ISBN 978-4-621-08640-7
Cコード 0040
ジャンル 科学一般 >  科学論文・プレゼン
科学一般 >  科学英語
論文・語学 >  論文・プレゼン

内容紹介

大勢の聴衆を前にプレゼンするには、豊かな表現力と独創性が必要。話すことは書くことと違い一発勝負のため、正確に伝えることを念頭に置きつつも、同時に聴衆を引きつける配慮もしなければならない。そしてその舞台が国際会議や外国人相手に英語でスピーチとなると一転、日本人は英語という大きな壁に直面し、アピールもインパクトも残せないプレゼンに終始してしまうことも考えられる。同じ研究成果でも、より多くの聴衆を引きつけ支持を勝ち取った者に軍配が上がるのだ。本書は「自分の考えを人にいかに伝えるか」を命題に、実践舞台で役立つ英語でのプレゼンについて、準備段階から議論、質問の応答に至るまで、おもに英語を母国語としない人向けにノウハウを懇切丁寧に解説した指南書。プレゼン中で起こり得る緊急事態や困ったときの対処法、速い立ち直りのテクニックも伝授する。

目次

PartⅠ 準備と練習
 第1章 スライド準備の10段階
  1.1 どういう人たちが聞きに来るかつかんでおく
  1.2 自分の話のキーポイントを確認する
  1.3 2分間の話を用意する
  1.4 2分間の話を録音し書き起こす
  1.5 プレゼンテーションをもっと長くする
  1.6 同僚を相手に練習
  1.7 プレゼンテーションの構成を決める
  1.8 スライドの作成
  1.9 原稿に手を加える
  1.10 余分なスライドを除き、複雑なスライドはシンプルにする
 第2章 スピーチを英語で書く  
  2.1 どうしてスピーチを書かなくてはならないのか? 書いて発表するのではなく、口頭発表する
      のに
  2.2 スライドに付けるメモに原稿を使う
  2.3 スピーチを将来のプレゼンテーションのために使う
  2.4 1文には1概念だけ。キーワードは繰り返す
  2.5 言いにくいセンテンスを簡単にする
  2.6 術語とキーワードには同義語を使わない
  2.7 詳細と例外は避ける
  2.8 術語もどきは使わない
  2.9 聞き手にとってなじみのなさそうな言葉は説明するか言い換える
  2.10 同義語は非術語にだけ使う
  2.11 簡潔に――価値を付け加えることだけを言う
  2.12 名詞より動詞を使う
  2.13 抽象名詞は避ける
  2.14 あいまいな数量や具体性のない形容詞は避ける
  2.15 時には感情的な形容詞を使う
  2.16 ちょうどよい形式で
  2.17 まとめ:文章をいかに言いやすくするかの例
  2.18 時制について
第3章 発音とイントネーション
  3.1 正しい発音の重要さを理解する
  3.2 正確な発音を見つける
  3.3 不規則な発音を知る
  3.4 母国語にもある英語の術語には細心の注意を払う
  3.5 同義語のないキーワードの発音を練習
  3.6 末尾の-edに注意
  3.7 数字は非常にはっきりと発音する
  3.8 「エー」[アー]は言わない
  3.9 普段の話し声で
  3.10 聴衆があなたの発音癖に慣れるのを助ける
  3.11 しゃべるのが多すぎたり早すぎたりしないように
  3.12 原稿を作り音読する
  3.13 スライドに書いた単語で発音できない語は同義語を使う
  3.14 キーワードを際立たせるのに強勢を使う
  3.15 声や速さを変化させる
  3.16 興味を感じている話し方を
 第4章 練習と他人のプレゼンテーションからの学習
  4.1 メモを使う
  4.2 練習する部分を変える
  4.3 立ち位置の練習
  4.4 座らない。立って動き回る
  4.5 手を使う
  4.6 表情豊かに笑顔で
  4.7 自己批判的になるには:同僚との練習
  4.8 他の人のスライドを分析
  4.9 インターネットでプレゼンテーションを見る
  4.10 あなたの見たプレゼンテーションの何を覚えているかをテスト
  4.11 プレゼンテーションの後でスライドを改良
 第5章 気持ちのコントロール
  5.1 恐怖の正体を突き止める
  5.2 英語に焦点を置かない
  5.3 シンプルな文で書き、発音を練習する
  5.4 英語の拙劣さが問題になりそうなポイントを見つける
  5.5 ポジティブな態度をとる
  5.6 良いスライドを準備し練習する
  5.7 低リスクの状況でのプレゼンテーションを選択
  5.8 フレーズを短く,さらに短く
  5.9 リラックスする技術を学ぶ
  5.10 飲み物カウンターや交流パーティーで聞きに来そうな人たちと知り合う
  5.11 プレゼンテーションをする会場をチェックする
  5.12 言うことを思い出せない場合に備える
  5.13 ソフトウェアや機器が壊れた場合に備える
  5.14 時間の管理
PartⅡ スライドには何を書くか
 第6章 タイトル
  6.1 タイトルスライドに何を盛り込むか
  6.2 余分なものはすべて省く
  6.3 タイトルは聴衆にとって専門的すぎないことを確認
  6.4 2部構成のタイトルを使い,一般,専門,両方の聴衆を引き付ける
  6.5 タイトルを簡単にしすぎないこと――名詞と形容詞だけでなく動詞と前置詞も使う
  6.6 文法をチェック
  6.7 スペルをチェック
  6.8 スライドのタイトルをプロセスの説明に使う
  6.9 スライドに別のタイトルも考える
 第7章 スライドの文を書き編集する
  7.1 パワーポイントの危険性を意識せよ
  7.2 プリントして編集
  7.3 必要不可欠な時だけスライドを使う.決してスライドを読まないこと
  7.4 正しいと100%確信できることだけを書く
  7.5 スライド1枚にアイデアは1つ
  7.6 一般的に、完全な文は避ける
  7.7 完全な文は特別な目的にのみ使う
  7.8 プレゼンテーション中にすることやしたことをスライドの文章に書かない
  7.9 スライドの主要部でスライドのタイトルを繰り返さない
  7.10 略語,短縮語,縮約形,記号はよく知られているものだけを使う
  7.11 できるだけ短い形を選ぶ
  7.12 文が入るカッコは削る
  7.13 箇条書きを導くフレーズを活用する
  7.14 参考文献は載せない
  7.15 引用は短く
  7.16 何を削ってはいけないかを決める
  7.17 スライド作りが終わったら必ずスペルチェックを
 第8章 箇条書きを使う
  8.1 すべてのスライドを箇条書きにはしない
  8.2 最も適したタイプの行頭記号を選ぶ
  8.3 スライド1枚で箇条書きは6つまでに制限する
  8.4 行頭記号の種類は多くても2種類まで
  8.5 すべての行に行頭記号を使わない
  8.6 箇条書きの最善の順番を選ぶ
  8.7 どうしても必要な場合のみ,箇条書きにあるものを1つずつ紹介
  8.8 名詞ではなく動詞を使う
  8.9 文法的に正しく
  8.10 箇条書き内の句読点は最小限に
 第9章 ビジュアルな要素とフォント
  9.1 話すつもりのビジュアル要素だけにする
  9.2 自分がスクリーンを見ざるを得なくなるようなビジュアルは使わない
  9.3 聴衆の理解を助けるためにビジュアルを使う
  9.4 すべて簡潔に
  9.5 不要、もしくは長たらしい文の代わりに写真を使う
  9.6 動画は使わない
  9.7 後ろのほうにいる人でもスライドの字が読めるように
  9.8 地図を使って聴衆の興味を引き自信を強める
  9.9 フォント、記号、サイズの選択は慎重に
  9.10 聴衆が理解しやすいようにカラーを使う
  9.11 要点を示すのに最適な図を選ぶ
  9.12 グラフの説明は有意義に
  9.13 数字のコンマと点の違いを忘れずに
  9.14 聴衆がすぐに理解できるような円グラフを
 第10章 聴衆の注意を引き付け維持する
  10.1 聴衆の注意を引き付けて放さない
  10.2 聴衆の集中力が高い時を利用する
  10.3 1枚のスライドに長くとどまらない
  10.4 常に聴衆とアイコンタクトを
  10.5 プレゼンテーションが予定されている時間帯は?
  10.6 早いうちに信頼性を確保
  10.7 聴衆の関心を失った後、もう一度取り戻すには
  10.8 聴衆が身近に感じられるような統計数字の出し方
  10.9 文化の違いを意識
  10.10 真摯に、そして楽しんで
PartⅢ プレゼンテーションの各段階で
 第11章 プレゼンテーションを始める10の方法
  11.1 プレゼンテーションで何をしたいかを話す
  11.2 どこから来たかを話す
  11.3 自国に関する統計を述べる
  11.4 聴衆に関係する統計について述べる
  11.5 現在の立場を想像させる
  11.6 質問を出す,手を上げさせる
  11.7 自分自身について個人的なことを話す
  11.8 話題性のあることを言う
  11.9 直観に反したことを言う
  11.10 聴衆に何かをさせる
 第12章 「概要」と話題の移行について
  12.1 「概要」スライドを省略する
  12.2 長いプレゼンテーションや,芸術/人文/社会科学のプレゼンテーションのための「概要」
  12.3 聴衆を正しく導くための話題の切換え
  12.4 切換えを有効に
  12.5 次の話題への移行のサイン
  12.6 今のスライドが終わってから次に移る
  12.7 本当に必要な場合にのみ、導入の口上が要る
  12.8 簡潔に
  12.9 切換えに変化を
 第13章 研究の方法
  13.1 再び聴衆の関心を得る
  13.2 説明は簡潔に,数字に注意
  13.3 まず例を,それから専門的な説明を
  13.4 冗長を避ける
  13.5 重要なステップのみを説明
  13.6 全体を説明しない理由を説明
  13.7 能動態,受動態を効果的に使う
  13.8 今どこにいるかを示す
  13.9 技術手引書のようにではなく,物語のように
  13.10 図,グラフなどを生き生きと
  13.11 方程式,公式,計算は最小限に
 第14章 結果と議論
  14.1 知っていること全部ではなく,聴衆が知る必要のあることのみを話す
  14.2 統計,グラフ,図を的確に説明する
  14.3 発見の重要性を伝えなさい――結果を目立たせる
  14.4 自信過剰,傲慢に聞こえないように
  14.5 結果の解釈で,問題点を話す
  14.6 その分野の人々について肯定的に
  14.7 結果が予想されていたか否かを説明
  14.8 良くない/面白くない/否定的な結果にも正直に
  14.9 議論,反論を積極的に
 第15章 結論
  15.1 簡潔に,そして予定からはみ出さない
  15.2 最後のスライドには有益な情報を
  15.3 熱意を示す
  15.4 プレゼンテーションを終える5つの方法
  15.5 最後のスライドに
  15.6 最後のスライドのコピーを準備しておく
 第16章 質疑応答
  16.1 質問タイムの重要さを過小評価しない
  16.2 あらゆる質問に準備を
  16.3 質問タイムの前にどう言いましょう
  16.4 質問には時間を与える
  16.5 質問者は立ち,答えは全聴衆に
  16.6 質問を繰り返す
  16.7 質問の意味が理解できないのはなぜ?
  16.8 質問を遮断してはいけない
  16.9 簡潔に
  16.10 いつも丁寧に
 第17章 役に立つ言い回し
  17.1 導入と概要
  17.2 移行時
  17.3 強調,限定,例を示す
  17.4 図表
  17.5 プレゼンテーションのある部分について言及する
  17.6 議論,結論,今後の課題について論ずる
  17.7 エンディング
  17.8 質疑応答
  17.9 うまくいかない時
  17.10 ポスター発表

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