見て知る リハビリテーション医学

見て知る リハビリテーション医学

著者名 柳澤 信夫 監修
小松 泰喜
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年01月
判型 B5 257×182
ページ数 232ページ
ISBN 978-4-621-08682-7
Cコード 3047
NDCコード 491
ジャンル 医学・薬学 >  臨床医学・外科系 >  整形外科学・リハビリテーション医学
医学・薬学 >  その他医療系 >  医療系資格・試験
看護・介護・リハビリ >  リハビリテーション医学 >  理学療法・作業療法

内容紹介

リハビリテーション医学を学ぶ理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの卒前・卒後の学習・実習のための教科書・参考書であり、講義や実習に使えるテキストである。豊富な内容と水準の高さから、リハビリテーションのチーム医療にかかわる医師、看護師、保健師、社会福祉士、医療ソーシャルワーカー(MSW)など多くの医療職のための参考書としても適切な書籍ともなっている。リハビリテーション医学の総論的立場から、基礎の各項目、保健・医療・介護・福祉における役割、ロボット工学などを多面的に述べ、各論として、頻度の高い運動器系疾患のリハビリテーションから、がん、内部障害、精神・発達から老年期に至る障害まで、現在のリハビリテーションの実際について、「見て知る」という表題の通り、豊富な内容をフルカラーの図表を用いて分かりやすく解説している。また、各章末の「まとめ」「問題」は国家試験対策にも役立つ。

目次

1章 リハビリテーション医学とは何か
 1.1 リハビリテーションの語義と定義
 1.2 ノーマライゼーション
 1.3 リハビリテーション関連法規と国連宣言
 1.4 リハビリテーションの種類
 1.5 リハビリテーションの今後の発展と課題
2章 リハビリテーション医学の対象になる障害―その病態と評価
 2.1 診察と理学所見による評価
 2.2 意識・認知
 2.3 運動機能障害と評価
 2.4 生理学的所見
3章 リハビリテーション医学と障害の分類・階層
 3.1 ICFの特徴
 3.2 ICFの基本構造
 3.3 ICFに基づく考え方と生活機能の増大
4章 リハビリテーション医学における急性期・回復期・維持期
 4.1 リハビリテーション医学における急性期
 4.2 リハビリテーション医学における回復期
 4.3 リハビリテーション医学における維持期
5章 リハビリテーション医学における職種とチーム医療
 5.1 リハビリテーションに携わる主な医療機関とその役割
 5.2 リハビリテーションのステージ(医療の場)とチームの機能
 5.3 効果的な連携を図るには
6章 保健・医療・福祉の連携(介護保険制度)
 6.1 保健・医療・福祉の連携の意義
 6.2 保健・医療・福祉の連携に関連する諸制度
 6.3 保健・医療・福祉の連携に関連する諸機関
 6.4 地域連携クリティカルパス(地域連携パス)
 6.5 地域リハビリテーション
 6.6 介護保険制度
 6.7 障害者総合支援法
7章 脊髄障害に対するリハビリテーション
 7.1 “髄節”と“策路”
 7.2 麻痺の重症度と高位
 7.3 残存機能と日常生活動作(ADL)の予後
 7.4 脊髄障害急性期・亜急性期におけるリハビリテーションの実際
 7.5 回復期・慢性期におけるリハビリテーションの実際
 7.6 リハビリテーションの阻害因子
 7.7 今後期待される新しい手法,技術
8章 神経筋疾患のリハビリテーション
 8.1 総論
 8.2 各論
9章 運動器疾患に対するリハビリテーション(上肢,下肢,体幹)
 9.1 種々の運動療法
 9.2 物理療法
 9.3 代表的な運動器疾患の治療とリハビリテーション
 9.4 運動器疾患による歩行障害
 9.5 日常生活動作(ADL)のリハビリテーション
10章 脳卒中のリハビリテーション
 10.1 脳の可塑性と機能的再構築
 10.2 ストロークユニット
 10.3 脳卒中の急性期リハビリテーションの目的と開始条件
 10.4 脳卒中の急性期リハビリテーションの内容
 10.5 回復期リハビリテーションの目的
 10.6 脳卒中の回復期における理学療法
 10.7 脳卒中の回復期における作業療法
 10.8 脳卒中の回復期における言語療法と嚥下リハビリテーション
 10.9 脳卒中の回復期に遭遇する症状とその対処法
 10.10 脳卒中に対する新しいリハビリテーション的介入
 10.11 脳卒中患者にみられる高次脳機能障害
11章 悪性腫瘍(がん)のリハビリテーション
 11.1 悪性腫瘍(がん)の基礎的理解
 11.2 がん治療の概要
 11.3 がんのリハビリテーションの基本的理解
 11.4 がんのリハビリテーションの実際
 11.5 原発巣・治療目的別のリハビリテーション
 11.6 リスク管理
12章 精神・発達障害に対するリハビリテーション
 12.1 人間発達
 12.2 小児のリハビリテーション
 12.3 精神障害のリハビリテーション
13章 内部障害に対するリハビリテーション
 13.1 呼吸器疾患のリハビリテーション
 13.2 循環器疾患のリハビリテーション
14章 老年期障害に対するリハビリテーション
 14.1 老年期の特徴
 14.2 老化予防と高齢者の自立
 14.3 高齢者の主なリハビリテーション対象疾患
 14.4 パーキンソン病
 14.5 認知症
 14.6 骨粗鬆症転倒骨折
15章 福祉・リハビリテーション工学
 15.1 福祉・リハビリテーション工学とは
 15.2 福祉用具(機器)の種類
 15.3 機器開発までのプロセス

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