沖縄の英語教育と米軍基地

沖縄の英語教育と米軍基地

フェンスのうちと外での外国語学習
著者名 広島大学大学院総合科学研究科
柴田 美紀
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年02月
判型・装丁 四六 188×128 / 並製
ページ数 190ページ
ISBN 978-4-621-08649-0
Cコード 1337
ジャンル 人文科学 >  倫理学 >  応用倫理

内容紹介

沖縄の日本人英語教員、学習者(中学生、高校生、大学生)の外国語学習に対する態度ややる気に米軍基地がどのように影響しているかを、県内の英語指導者(中学、高校、大学の英語科目担当教員)227名、中学生1,172名、高校生1,346名、及び大学生1,079名へのアンケートとインタビューをもとに詳細分析するもの。その結果、沖縄社会においてその存在が否定される米軍基地であるが、個人レベルにあっても基地とは心理的な距離を保ち、米軍基地とアメリカ人の存在は沖縄社会において英語学習の動機にほとんど結びつかないという結論に至ったプロセスを紹介する。

目次

プロローグ
 1.沖縄に米軍が駐留するまで
 2.占領時における言語(英語)政策
 3.外国語学習の環境と学習者要因
 4.この調査をする意義
第I章 日本人英語教員にとっての米軍基地――教育的利用の可能性
 1.アンケート調査の目的と方法
 2.基地問題への意識
 3.セクション3:因子分析の結果と考察
 4.セクション4の結果と考察
 5.まとめ
第II章 学習者にとっての米軍基地――英語学習とのつながり
 1.研究方法
 2.セクション2、3、5の結果と考察
 3.セクション4:因子分析の結果と考察
 4.まとめと英語教育への示唆
第III章 フェンスのうちと外――「英語学習」の理想郷は存在しない
 1.研究方法
 2.「ことば」から伝わる英語教員の思い
第IV章 フェンスの向こうは外国――近くて遠いアメリカ
 1.研究方法
 2.「ことば」から伝わる学習者の思い
第V章 結論――アイデンティティと第二言語習得プロセスからの考察
 1.複合アイデンティティと基地問題と英語教育・学習
エピローグ

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