第4版 スタンダード免疫学

第4版 スタンダード免疫学

著者名 小林 芳郎
笠原 忠
片桐 卓也
渡辺 直子
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年03月
判型・装丁 A5 210×148 / 並製
ページ数 288ページ
ISBN 978-4-621-08644-5
Cコード 3047
ジャンル 医学・薬学 >  基礎医学 >  免疫・微生物学

内容紹介

『スタンダード免疫学』(1998年刊行)は、コンパクトで分かりやすく解説されている定評ある教科書。本書はその改訂第4版。免疫の基礎となるシステムを分子のレベルから理解することにより、アレルギー・がん・自己免疫疾患・免疫不全症(エイズなど)・移植の拒絶などがどのようなしくみで生じるのかを考え、さらに、それらを克服する薬の開発の展望を示す。 第4版では、免疫学の最新知見、学生にとって必要な臨床的な内容を補足する。特に、アレルギー、サイトカイン、抗アレルギー薬の解説を充実、免疫調節薬について再構成している。最新知見についてはコラムを掲載し、重要な用語については「用語解説」を付している。

目次

1章 序論
 1.1 免疫学と予防接種
 1.2 バーネットのクローン選択説
 1.3 T細胞の抗原認識機構
 1.4 細胞間相互作用
 1.5 免疫系はなんのために存在するのか:自然免疫と獲得免疫
 1.6 アレルギー
 1.7 これまでに免疫学ならびに関連領域の研究に与えられたノーベル賞
2章 抗体
 2.1 どのような物質が抗原として作用するか
 2.2 抗体の機能と種類
 2.3 抗体の取得法
3章 抗原抗体反応
 3.1 凝集反応
 3.2 沈降反応
 3.3 ウエスタンブロット分析
 3.4 ELISA(酵素免疫測定法)
 3.5 フローサイトメトリー
4章 補体
 4.1 補体の活性化経路
 4.2 貧食細胞による抗原の分解の促進機構
 4.3 補体の活性化と炎症
 4.4 補体系の制御
5章 免疫を担う細胞と分化
 5.1 リンパ球
 5.2 骨髄球系細胞
6章 リンパ球の抗原認識分子
 6.1 B細胞抗原レセプター
 6.2 T細胞抗原レセプター
 6.3 抗原レセプター遺伝子の構造
 6.4 抗原認識の違い
 6.5 遺伝子の組換え
 6.6 膜結合型から分泌型への変換
 6.7 クラススイッチ
7章 主要組織適合性抗原複合体
 7.1 主要組織適合性抗原複合体の遺伝子
 7.2 構造
 7.3 抗原提示
 7.4 クラスⅠ分子やクラスⅡ分子の多様性
 7.5 移植と拒絶
 7.6 移植の法則
 7.7 移植片拒絶機構
 7.8 HLAタイピングの移植における意義
 7.9 移植の臨床
8章 T,B細胞の活性化機構
 8.1 T,B細胞の抗原レセプターを介した細胞内シグナル伝達
 8.2 リンパ球の活性化・分化に関わるサイトカインのシグナル伝達
9章 免疫応答の制御
 9.1 免疫寛容
 9.2 CD4+ヘルパーT細胞による免疫応答の制御
 9.3 共刺激分子と刺激阻止レセプター
 9.4 TOll様レセプターを介した自然免疫系と獲得免疫系との機能連関
10章 細胞性免疫
 10.1 体液性免疫と細胞性免疫
 10.2 キラーT細胞
 10.3 細胞内寄生性細菌に対する免疫反応
 10.4 遅延型過敏症(Ⅳ型過敏症)
11章 炎症と接着分子・サイトカイン
 11.1 炎症とは何か
 11.2 炎症に関わる細胞群
 11.3 炎症におけるPAMPとDAMPの役割
 11.4 接着分子
 11.5 自然免疫,炎症と接着分子の関わり
 11.6 炎症性カイトサイン
 11.7 リンパ球のホーミングと接着分子,ケモカイン
 11.8 炎症性カイトサインと炎症性疾患 
12章 免疫薬理学
 12.1 免疫抑制薬
 12.2 免疫強化薬
 12.3 抗アレルギー薬
 12.4 抗体医薬の開発
13章 免疫と疾病Ⅰ(アレルギー疾患と腫瘍免疫)
 13.1 アレルギー反応(過敏症)の分類
 13.2 アレルギー反応とアレルギー性疾患 
 13.3 粘膜免疫と生体防御
 13.4 腫瘍免疫
14章 免疫と疾病Ⅱ(自己免疫と免疫不全)
 14.1 自己免疫疾患とはなにか
 14.2 免疫不全症
 14.3 エイズ(AIDS)

定価:本体3,200円+税