トートラ 人体の構造と機能 第4版

トートラ 人体の構造と機能 第4版

原書名 Principles of Anatomy and Physiology
著者名 桑木 共之 編訳
黒澤 美枝子 編訳
高橋 研一 編訳
細谷 安彦 編訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年12月
判型・装丁 B5 257×182 / 並製
ページ数 1310ページ
ISBN 978-4-621-08576-9
Cコード 3047
NDCコード 491
ジャンル 医学・薬学 >  基礎医学 >  解剖学・生理学
看護・介護・リハビリ >  基礎看護

内容紹介

本書は解剖生理学分野で今最も支持されている教科書。その支持されている理由は、イラストが現代的、内容構成・ポイントが、日本の医学教育が目指す「医療カリキュラム」の方向であり、臨床との関連が詳細。学習の要点がわかりやすく、模式図が洗練されている。画像診断など、臨床解剖との相互比較が理解しやすい。患者さんを目の前にしてそこから読み取れる情報は限られている。その限られた情報を元に、「この患者さんの身体の中ではどんなことが起っているのだろうか」と考えなくてはならない。「次に○○が起るかもしれないから××を注意してみなければ」と、一歩先を考える必要がある。そのためには、人間の身体をwhole bodyとしてみること、そして解剖学と生理学、さらには病態生理学とをうまく関連させて考える思考過程が必要。医療教育における解剖生理学というのは、上記のような思考をするための基礎知識。

目次

Chapter1 人体へのイントロダクション 
 1.1 解剖学と生理学の定義
 1.2 身体構造の構築レベルと身体のシステム 
 1.3 生きている人体の特徴
 1.4 ホメオスタシス
 1.5 基本的な解剖学用語 
 1.6 医用画像(メディカルイメージング)
Chapter2 組織の化学的レベル
 2.1 物質はどのように組織化されるのか
 2.2 化学結合 
 2.3 化学反応
 2.4 無機化合物と溶液
 2.5 有機化合物 
Chapter3 細胞レベルの機構 
 はじめに
 3.1 細胞の構成部品
 3.2 形質膜
 3.3 形質膜を横切る輸送
 3.4 細胞質 
 3.5 核
 3.6 タンパク質合成
 3.7 細胞分裂 
 3.8 細胞の多様性 
 3.9 加齢と細胞
Chapter4 組織
 4.1 組織の分類
 4.2 細胞接着装置
 4.3 上皮組織と結合組織との比較 
 4.4 上皮組織
 4.5 結合組織 
 4.6 膜 
 4.7 筋組織
 4.8 神経組織 
 4.9 興奮性細胞 
 4.10 組織の修復;ホメオスタシスの回復 
 4.11 加齢と組織
Chapter5 外皮系
 5.1 皮膚の構造
 5.2 皮膚付属器の構造 
 5.3 皮膚の種類 
 5.4 皮膚の機能 
 5.5 ホメオスタシスの維持:皮膚創傷の治癒 
 5.6 外皮系の発生 
 5.7 加齢と外皮系
   ホメオスタスシの観点から:外皮系

Chapter6 骨格系:骨組織 
 はじめに
 6.1 骨と骨格系の機能
 6.2 骨の構造
 6.3 骨の組織学
 6.4 骨への血液と神経の供給
 6.5 骨形成
 6.6 カルシウムのホメオスタシスでの骨の役割 
 6.7 運動と骨組織
 6.8 加齢と骨組織
Chapter7 骨格系:軸骨格(体幹の骨格)  
 7.1 骨格系の分類
 7.2 骨の型 
 7.3 骨の表面形状
 7.4 頭蓋
 7.5 舌骨 
 7.6 脊柱 
 7.7 胸郭 
Chapter8 骨格系:付属肢骨格
 8.1 上肢帯
 8.2 上肢骨(=自由上肢骨) 
 8.3 下肢帯
 8.5 骨盤の男女差 
 8.6 下肢骨(=自由下肢骨)
 8.7 骨格系の発生 
 ホメオスタスシの観点から:骨格系
Chapter9 骨の連結       
 9.1 骨の連結の分類  
 9.2 線維性の連結
 9.3 軟骨性の連結
 9.4 滑膜性の連結 
 9.5 滑膜性の連結における運動の種類
 9.6 骨膜性の連結の種類 
 9.7 滑膜性の連結における関節面の接触維持と可動域に影響する要因 
 9.8 身体の主な骨の連結
 9.9 加齢と関節
 9.10 関節形成術
Chapter10 筋組織
 10.1 筋組織の概説 
 10.2 骨格筋組織
 10.3 骨格筋線維の収縮と弛緩
 10.4 筋の代謝
 10.5 筋張力のコントロール 
 10.6 骨格筋線維の型 
 10.7 運動と骨格筋組織 
 10.8 心筋組織
 10.9 平滑筋組織 
 10.10 筋組織の再生
 10.11 筋の発生
 10.12 加齢と筋組織
Chapter11 筋系
 11.1 骨格筋はどのようにして運動を引き起すか
 11.2 骨格筋の命名法 
 11.3 主要な骨格筋
 ホメオスタスシの観点から:筋系 
Chapter12 神経組織
 12.1 神経系の概観 
 12.2 神経系の組織学 
 12.3 ニューロンの電気信号
 12.4 シナプスにおける信号の伝達 
 12.5 神経伝達物質
 12.6 神経回路 
 12.7 神経組織の再生と修復
Chapter13 脊髄と脊髄神経
 13.1 脊髄の解剖学
 13.2 脊髄神経 
 13.3 脊髄の生理学
Chapter14 脳と脳神経
 14.1 脳の構成,保護,血液供給
 14.2 脳幹髄液
 14.3 脳幹と網様体
 14.4 小脳
 14.5 間脳 
 14.6 大脳 
 14.7 大脳皮質の機能的構成
 14.8 脳神経
 14.9 神経系の発生 
 14.10 加齢と神経系
Chapter15 自律神経系   
 15.1 体性神経系と自律神経系との比較
 15.2 自律神経遠心路の構造 
 15.3 自律神経系の神経伝達物質と受容体
 15.4 自律神経系の生理学
 15.5 自律神経機能の統合調節
 ホメオスタシスの観点から:神経系 
Chapter16 感覚系、運動系と統合系 
 16.1 感覚 
 16.2 体性感覚 
 16.3 体性感覚経路
 16.4 運動経路 
 16.5 大脳の統合機能
Chapter17 特殊感覚
 17.1 嗅覚:においの感覚
 17.2 味覚:味の感覚
 17.3 視覚 
 17.4 聴覚と平衡感覚 
 17.5 眼と耳の発生
 17.6 加齢と特殊感覚 
Chapter18 内分泌系   
 はじめに
 18.1 神経系と内分泌系による調節の比較
 18.2 内分泌腺
 18.3 ホルモン活性
 18.4 ホルモン作用のメカニズム
 18.5 ホルモン分泌の調節
 18.6 視床下部と下垂体 
 18.7 甲状腺 
 18.8 副甲状腺(上皮小体) 
 18.9 副腎 
 18.10 膵臓ランゲルハンス島 
 18.11 卵巣と精巣 
 18.12 松果体と胸腺 
 18.13 他の内分泌組織と器官、エイコサノイド、成長因子
 18.14 ストレス反応
 18.15 内分泌系の発生
 18.16 加齢と内分泌系
 ホメオスタスシの観点から:内分泌系
Chapter19 心臓血管系:血液
 19.1 血液の機能と特性 
 19.2 血球の産生 
 19.3 赤血球
 19.4 白血球 
 19.5 血小板 
 19.6 骨髄と臍帯血からの幹細胞移殖 
 19.7 止血 
 19.8 血液型分類と血液型
Chapter20 心臓血管系: 心臓
 20.1 心臓の解剖
 20.2 心臓の弁と血液の循環
 20.3 心筋組織と心臓の刺激伝導系 
 20.4 心周期 
 20.5 心拍出量 
 20.6 運動と心臓 
 20.7 不全心に対する補助
 20.8 心臓の発生 

Chapter21 心臓血管系:血管と循環動態 
 21.1 血管の構造と機能
 21.2 毛細血管における物質交換
 21.3 循環動態:血流に影響を及ぼす因子
 21.4 血圧と血流の調節 
 21.5 循環検査 
 21.6 ショックとホメオスタシス
 21.7 循環路
 21.8 血管と血球の発生
 21.9 加齢と心臓血管系
 ホメオスタスシの観点から:心臓血管系 
Chapter22 リンパ系・免疫  
 22.1 リンパ系 構造と機能
 22.2 リンパ組織の発生
 22.3 自然免疫 
 22.4 獲得免疫 
 22.5 細胞媒介性免疫
 22.6 抗体媒介性免疫
 22.7 自己認識と自己寛容(自己トレランス)
 22.8 ストレスと免疫 
 22.9 加齢と免疫系 
 ホメオスタスシの観点から:リンパ系および免疫
Chapter23 呼吸器系
 23.1 呼吸器系の解剖学 
 23.2 換気
 23.3 肺気量分画と肺容量
 23.4 酸素と二酸化炭素の交換  
 23.5 酸素と二酸化炭素の運搬
 23.6 呼吸調節
 23.7 運動と呼吸器系
 23.8 呼吸器系の発生
 23.9 加齢と呼吸器系 
 ホメオスタスシの観点から:呼吸器系
Chapter24 消化器系
 はじめに 
 24.1 消化器系の概観
 24.2 消化管の管壁 
 24.3 消化管の神経支配 
 24.4 腹膜 
 24.5 口腔 
 24.6 咽頭 
 24.7 食道 
 24.8 嚥下 
 24.9 胃 
 24.10 膵臓 
 24.11 肝臓と胆嚢 
 24.12 小腸 
 24.13 大腸
 24.14 消化の相 
 24.15 消化器系の発生
 24.16 加齢と年齢と消火器系 
 ホメオスタスシの観点から:消化器系 1029
Chapter25 栄養と代謝
はじめに 
 25.1 代謝反応
 25.2 エネルギーの転移
 25.3 炭水化物の代謝 
 25.4 脂質の代謝
 25.5 タンパク質の代謝
 25.6 代謝経路内で鍵となる分子
 25.7 代謝の適応
 25.8 熱とエネルギーバランス  
 25.9 栄養 
Chapter26 泌尿器系
 はじめに 
 腎臓機能の概観
 腎臓の構造と組織
 腎臓生理の概論
 糸球体濾過
 尿細管再吸収と尿細管分泌
 希釈尿と濃縮尿の産生
 腎機能の評価 
 尿輸送,貯蔵,排泄 
 他の身体系における老廃物の処理
 泌尿器系の発生
 加齢と泌尿器系 
 ホメオスタスシの観点から:泌尿器系 
Chapter27 体液、電解質と酸塩基平衡  
 27.1 体液区分と体液バランス 
 27.2 体液の電解質 
 27.3 酸塩基平衡 
 27.4 加齢と体液、電解質、酸塩基平衡 
Chapter28 生殖器系 
 28.1 男性生殖器系
 23.2 女性生殖器系 
 23.3 女性の性周期
 23.4 避妊法と流産 
 23.5 生殖器系の発生
 28.6 加齢と生殖器系 
 ホメオスタシスの観点から:生殖器系 
Chapter29 発生と遺伝 
 29.1 胚子期
 29.2 胎児期 
 29.3 催奇形因子
 29.4 出生前診断検査
 29.5 妊娠中の母体の変化
 29.6 運動と妊娠
 29.7 分娩 
 29.8 誕生時の新生児の適応 
 29.9 乳汁分泌の生理 
29.10 遺伝 

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