内容紹介

量子群の重要な例であるリー環の包絡環の変形と、それに関連の深いヤン・バクスター方程式への応用とについてのコンパクトな入門書。量子群の発見者の一人である著者自らが、歯切れのよい文体で明晰な論理を展開。数学・理論物理学系の学部学生の必携。

目次

§０　序論
§１　ホップ代数
§２　Uq(sl(2, C))
§３　Uq(sl(2, C))の表現論（１）
§４　Uq(sl(2, C))の表現論（２）
§５　単純リー環とカッツ・ムーディ-リー環
§６　一般のUq((2, C)）
§７　表現の実例
§８　Schurの相互律
§９　１の巾根における表現
§10　ヤン・バクスター方程式
§11　Uq(sl(2, C))の表現とＲ行列
§12　Face模型

出版社からのメッセージ

本書は、1990年12月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。

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