天体力学のパイオニアたち 下

天体力学のパイオニアたち 下

カオスと安定性をめぐる人物史
原書名 CELESTIAL ENCOUNTERS
著者名 吉田 春夫
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年03月
判型 四六 188×128
ページ数 140ページ
ISBN 978-4-621-06395-8
Cコード 3041
ジャンル 数学・統計学 >  数学読み物 >  数学史
数学・統計学 >  シリーズ数学・統計学 >  数学クラブ

内容紹介

天体力学とは、太陽系内の惑星の運動に代表される、ニュートンの万有引力を及ぼし合う物体の運動を論じる学問である。なかでも太陽系の安定性の問題には数多くの数学者がエネルギーを費やしてきた。フランスのポアンカレ、ロシアのコルモゴロフ、アーノルド、米国のバーコフ、スメールなど、煌星のごとくである。本書は、カオスや安定性の概念が天体力学の問題からいかに発生したかを生身の人間の営みを通して生き生きと描いた大河ドラマである。

目次

第4章 安定性
 4.1 秩序への願い
 4.2 侯爵と皇帝
 4.3 球面の音楽
 4.4 永遠の回帰
 4.5 世界をかき乱す
 4.6 安定性の度合い
 4.7 定性的な時代
 4.8 線形化とその限界
 4.9 モデルの安定性
 4.10 つり合いの位置にある惑星たち
第5章 KAM理論
 5.1 簡単化して解く
 5.2 準周期運動
 5.3 トーラスの摂動
 5.4 手紙,失われた解,そして政治
 5.5 証明に悩む
 5.6 ツイスト写像
 5.7 才能ある学生
 5.8 カオスの拡散
 5.9 エピローグ

出版社からのメッセージ

本書は、2004年9月にシュプリンガー・ジャパン株式会社より出版された同名書籍を再出版したものです。

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定価:本体1,600円+税
在庫:品切れ・重版未定