アイゼンシュタインとクロネッカーによる楕円関数論

アイゼンシュタインとクロネッカーによる楕円関数論

著者名 金子 昌信
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年03月
判型 A5 210×148
ページ数 122ページ
ISBN 978-4-621-06374-3
Cコード 3055
ジャンル 数学・統計学 >  解析学
数学・統計学 >  シリーズ数学・統計学 >  数学クラシックス

内容紹介

本書は、アンドレ・ヴェイユがプリンストンの高等研究所で行なった講義をもとに書き下ろした、楕円関数論の解説書。原題Elliptic Functions According to Eisenstein and Kronecker。第I部でヴェイユは、まず無限級数を基礎にした代数的なアイゼンシュタインの導入方法を出発点とし、そこから、古典的な楕円関数論に現れる諸公式を導き、ダムレルの定理へと筆を進めていく。第II部では、クロネッカーの極限公式を中心にクロネッカーの仕事を解説し、最後は数論への応用、実二次体の類数に関する公式、チャウラ-セルバーグの公式を紹介している。

目次

第I部 アイゼンシュタイン
  第I章 序
  第II章 三角関数
  第III章 基本となる楕円関数
  第IV章 基本関係式と無限積
  第V章 変奏I
  第VI章 変奏II
第II部 クロネッカー
  第VII章 クロネッカーへの前奏曲
  第VIII章 クロネッカーの二重級数
第IX章 終楽章 --- アレグロ・コン・ブリオ ---

出版社からのメッセージ

------------------------------------------
本書は、書籍からスキャナによる読み取りを行い、印刷・製本を行っています。
一部、装丁が異なったり、印刷が不明瞭な場合がございますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
------------------------------------------

関連商品

定価:2,750円
(本体2,500円+税10%)
在庫:品切れ・重版未定