直観でわかるシュレーディンガー方程式

直観でわかるシュレーディンガー方程式

著者名 岸野 正剛
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年07月
判型 A5 210×148
ページ数 160ページ
ISBN 978-4-621-08567-7
Cコード 0042
ジャンル 物理学 >  量子力学

内容紹介

「直観でわかるシュレーディンガー方程式」では、数学的な素養や物理特有の形式的解説などが障壁となりがちなこのシュレーディンガー方程式を、直観的に理解することに注力し、その直観が量子力学の基本原理とどのように対応しているのかをやさしく解説する、量子力学の参考書。シュレーディンガー方程式を平易に理解したい、「難しい式は苦手なので、できることなら数式は理解できなくても解説さえ読めば直観的にわかるような、参考書があるといいのに」という人々の要望に応えた好著。

目次

1 量子力学はなぜ起こったか?
 1.1 新しい物理が始まった背景 
 1.2 プランクの登場と、とびとびのエネルギーの発見
2 量子論のはじまり
 2.1ラザフォードの原子模型と水素スペクトルの不思議な関係
 2.2ボーアの水素原子モデルと量子論の登場
3 シュレーディンガー方程式と波動関数、および量子力学の基本概念との関係
 3.1シュレーディンガー方程式が生まれたいきさつ
 3.2 波動関数には量子力学の基本概念が入っている
 3.3 波動関数のシュレーディンガー本人が思いもよらない性質
4  量子力学で使われる物理量を使った演算子と演算子の交換関係
 4.1 プラス記号やマイナス記号も演算子
4.2量子力学で使われる演算子
4.3ハミルトニアンという演算子
4.4演算子の交換関係
5 シュレーディンガーにならって波動方程式をやさしく導く
5.1 シュレーディンガー方程式は演算子の支配する方程式
5.2シュレーディンガー方程式を具体的に導く
5.3シュレーディンガー方程式の本当の意味が広く普及していないわけ

6 シュレーディンガー方程式を使って具体的な問題を解く
6.1 箱に閉じ込められた電子に起こる面白い現象
6.2 箱の中に閉じ込められた電子の波動関数と電子のとびとびのエネルギー
6.3 電子のトンネル現象
6.4 水素原子(モデル)と量子論および量子力学の関係
6.5 水素原子の古典モデルの問題点と量子論的モデルの誕生
6.6 水素原子へのシュレーディンガー方程式の具体的な適用
6.7 調和振動子の問題を解く
7 シュレーディンガー方程式を解くための基本事項
7.1 固有関数
7.2 固有関数の規格化・直交性と固有関数の重ね合わせ、および、固有値の縮退
7.3 電子の存在確率の計算
7.4 期待値
7.5 波動関数の備えるべき性質と境界条件
7.6 量子数
8 知っておくと量子論に興味が増す話題
8.1 スピンの誕生のはなしとスピンの正体
8.2 スピンの性質と粒子のスピン
8.3 フェルミオンとボソン
8.4 ディラックのデルタ関数
8.5 ディラックの記号、および奇才のアイデアマン、ディラック
章末問題解答

定価:本体2,400円+税
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