大学講義 技術者の倫理 学習要領

大学講義 技術者の倫理 学習要領

著者名 杉本 泰治
高城 重厚
橋本 義平
安藤 正博
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年08月
判型 A5 210×148
ページ数 384ページ
ISBN 978-4-621-08592-9
Cコード 3050
ジャンル 科学一般
機械・金属・材料 >  機械工学一般
人文科学 >  倫理学 >  応用倫理

内容紹介

『大学講義 技術者の倫理 入門』の学習をさらに深めるための解説書。同書の学習に必要な資料を随所に補い、用語や考え方などのわかりにくい点を補足した。さらに、課題の考察や討論のための視点や考えるべきポイントも提示し、学習の進め方までをわかりやすく解説する。

目次

序章――学習要領とは
第1章 モラルへのとびら
 1.1 倫理とは何か
 1.2 倫理遵守の仕組み
 1.3 モラル上の不一致
 1.4 技術者の倫理教育
 1.5 まとめ
第2章 技術者と倫理
 2.1 なぜ技術者の倫理か
 2.2 安全確保の潮流
 2.3 技術者倫理の特徴
 2.4 倫理規定を読む
 2.5 まとめ
第3章 組織のなかの一人の人の役割
 3.1 チャレンジャー号事件
 3.2 個人と法人
 3.3 組織の倫理問題
 3.4 個人尊重の倫理
 3.5 まとめ
第4章 モラル上の人間関係
 4.1 倫理が作用する限界
 4.2 コミュニティ
 4.3 私的な人間関係
 4.4 業務上の人間関係
 4.5 利益相反(利害関係の相反)
 4.6 公衆
 4.7 まとめ
第5章 技術者のアイデンティティ
 5.1 JCO臨界事故の見方
 5.2 科学技術とは何か
 5.3 科学技術をになう人々
 5.4 技術者の位置づけ
 5.5 科学技術のガバナンス
 5.6 まとめ
第6章 技術者の資格
 6.1 技術者資格の仕組み
 6.2 英米のプロフェッショナル・エンジニア
 6.3 技術業のその他の職業資格
 6.4 日本の技術士資格
 6.5 技術者資格の国際間相互承認
 6.6 まとめ
第7章 倫理実行の手法
 7.1 QCサークル活動は業務か
 7.2 争点を明らかにする
 7.3 モラルに従う判断の方法
 7.4 決議論の方法
 7.5 日本の公務員倫理法
 7.6 まとめ
第8章 事故責任の法の仕組み
 8.1 注意・過失・欠陥
 8.2 職務と注意義務
 8.3 品質管理
 8.4 事故責任の法
 8.5 まとめ
第9章 法的責任とモラル責任
 9.1 カネミ油症事件
 9.2 法的責任
 9.3 法とモラルの境界域の責任
 9.4 合成化学物質の脅威
 9.5 まとめ 
第10章 コンプライアンスと規制法令
 10.1 正直性・真実性・信頼性
 10.2 三菱自動車リコール・欠陥隠し
 10.3 規制法令
 10.4 コンプライアンス
 10.5 まとめ
第11章 説明責任
 11.1 遺伝子組換え作物
 11.2 説明責任と信頼関係
 11.3 立証責任
 11.4 情報開示
 11.5 まとめ 
第12章 警笛鳴らし(または内部告発)
 12.1 富里病院医師解雇事件
 12.2 コミュニティ内部の人間関係
 12.3 法による救済の方法
 12.4 技術者の通報対策
 12.5 まとめ
第13章 環境と技術者
 13.1 持続可能な開発
 13.2 国・地方の環境問題
 13.3 地球規模の環境問題
 13.4 環境と世代間の倫理
 13.5 まとめ
第14章 技術者の財産的権利
 14.1 企業財産の持ち出し
 14.2 特許権収入
 14.3 起業の自由――会社法制
 14.4 まとめ
第15章 技術者の国際関係
 15.1 国際間の地域統合
 15.2 二国間・多国間の協定
 15.3 国際規格・基準
 15.4 国際化時代のコミュニケーション
 15.5 むすび――曽木発電所遺構のこと  

定価:本体5,800円+税
在庫:品切れ・重版未定