わかりやすい押出成形技術

わかりやすい押出成形技術

著者名 沢田 慶司
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年04月
判型 A5 210×148
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-621-08392-5
Cコード 3058
NDCコード 578
ジャンル 化学・化学工学 >  化学工学一般

内容紹介

プラスチック成形加工の工場の多くはコストの安い海外に移転してしまった。そのような中、日本発のプラスチック製品として生き残るためには付加価値の高い特殊製品へと転換せざるをえない状況になっている。押出成形品も例外ではない。高付加価値製品とは、光学用フィルムや医療用複合ルーメンチューブ、可変押出成形品などが挙げられる。本書では、押出成形の基礎知識から、こうした高付加価値製品の成形技術までをわかりやすく解説。 押出成形技術は海外とくにヨーロッパが圧倒的に進んでいる。日本では建築法で規制されているプラスチック押出建材もヨーロッパでは大量に使われている。そのため新しい成形品開発の助けとなるよう、海外で開かれたプラスチックの国際展示会で取材した際の情報を豊富に盛り込んだ。

目次

第1章 押出成形の理論的な考え方
 1.押出成形法の特長と他の成形法との違い
 2.押出成形の原理
 3.押出機内での樹脂の溶融機構
 4.スクリューの計量化部とせん断速度
 5.ダイ内での樹脂の流れ挙動   
第2章 押出機の種類とその機能
 1.一軸押出機
 2.二軸押出機
 3.特殊押出機
 4.スクリューの構造とその機能(主として一軸機)
第3章 押出成形機の付帯設備
 1.シリンダの加熱冷却とその温度制御
 2.スクリュー温度調節の方法
 3.ブレーカープレートとスクリューチェンジャー
 4.ギヤポンプとその効果
第4章 パイプ・チューブの押出技術
 1.パイプ・チューブ押出の概要
 2.パイプ用押出機
 3.パイプ用ダイのいろいろ
 4.多層ダイと多本取りダイのいろいろ
 5.サイジング(寸法規正)と冷却の方法
 6.パイプの厚み計測と偏肉の自動制御
 7.引取り・切断または巻取り 
第5章 シート・フィルム・ラミネートの押出技術
 1.T―ダイによるシート・フィルムの押出技術
 2.インフレーションフィルムの成形
 3.ラミネーション技術
第6章 異形押出(プロファイル成形)の技術
 1.異形製品の種類と押出機
 2.異形ダイ設計の基本
 3.異形押出用サイジングダイ
 4.塩化ビニル窓枠用ダイ・サイザーの構造
 5.異形押出の自動化と高速成形
 6.異形品の特殊押出技術
 7.PMMAやPC異形品の押出成形用ダイとサイザーの重要な点
 8.木質樹脂の異形押出
第7章 発泡押出技術
 1.発泡押出の種類と成形法
 2.高発泡シート(PS、PE)の押出技術
 3.低発泡異形押出の技術―フリー発泡とセルカプロセス―
第8章 被覆技術と特殊ホースの押出
 1.電線被覆押出
 2.折曲げ鉄板への被覆押出
 3.アルミパイプの内・外層被覆技術
 4.ブレードホース(繊維補強管)と螺旋管の製造
 5.コルゲートパイプとリブ付きパイプの製造
 6.メディカルチューブ(医療用チューブ)の押出成形
第9章 延伸技術とその応用
 1.モノフィラメントの押出
 2.ネットの押出技術
 3.一軸延伸と二軸延伸技術
 4.熱収縮チューブと熱収縮フィルムの製造
第10章 特殊な押出成形技術
 1.ブロック素材の押出成形
 2.ニューセラミックスと金属粉末の押出
 3.断続エンキャップ共押出(封入押出)
 4.ラックギア、立体モール類の押出成形
 5.せん断配向押出技術

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