マグネシウム
| 著者名 | 日本マグネシウム協会 著 |
|---|---|
| 発行元 | 丸善出版 |
| 発行年月日 | 2011年04月 |
| 判型 | A5 210×148 |
| ページ数 | 320ページ |
| ISBN | 978-4-621-08384-0 |
| Cコード | 3053 |
| NDCコード | 565 |
| ジャンル | 機械・金属・材料 > 金属 |
内容紹介
省資源、省エネルギーの観点から、構造材料の中で最も軽いマグネシウムが注目を集めている。たとえば、自動車や飛行機の材料に使用されることになると重量が大幅に軽くなり、エネルギー効率が格段に上がる。しかし、パソコンや携帯電話の筐体、スーツケースなどに使用されているものの、まだマグネシウム合金の材料が少なく、加工方法も発展途上の段階にある。本書は2009年５月に工業調査会より出版された同名書籍を再出版したもの。こうしたマグネシウム合金の利用の実際、規格、製造方法、加工技術を現場の技術者、商品開発者に役立つように解説。また、活性な金属であるマグネシウムはその取り扱いについても注意が必要。安全な取扱い方について実例を挙げて記述。
目次
マグネシウム産業の潮流
・世界・日本のマグネシウム
マグネシウムの特性
・マグネシウムの性質と特徴
・添加剤・還元剤としてのマグネシウム
・マグネシウム合金の種類と用途
マグネシウム合金の用途
・ノートパソコン
・携帯電話
・デジタル一眼レフカメラ
・スピーカー
・時計の針
・自動車
・自動車部品
・二輪車
・航空
・鉄道車両
・福祉介護機器
・軽量ペンチ
・スポーツ用品・ヨーヨー
・犠牲陽極
マグネシウム材料の製造方法
・原料
・鋳造
・傾斜冷却版を用いた鋳造法
・ダイカスト
・チクソモールディング
・溶湯圧延
・圧延
・押出
・鍛造
・マグネシウム粉末
・高強度カーボンナノファイバー複合マグネシウム合金
マグネシウム材料の加工技術
・切削加工
・塑性加工
・管の曲げ加工
・板の曲げ加工
・超塑性加工
・接合技術
・表面処理
マグネシウムの安全な取り扱い方
・マグネシウム加工時の安全対策
・マグネシウム粉じん爆発の原因と対策
・マグネシウムの燃焼と消火および消防法
マグネシウム材料と環境
・マグネシウムのリサイクル
・マグネシウムのＬＣＡ
・マグネシウム産業の環境への取組み
