内容紹介
ナノテクノロジーの基礎的な事項を丁寧に解説した入門書。ナノテクノロジーおよび関連する分野をわかりやすく解説。各章は独立しており、どこから読み始めても、初学者が内容を十分に理解できるように工夫。とくに、化学を学ぶ初学者にはしっかりした物理的な考え方に沿って、ナノテクノロジーの概要が習得できるように配慮されている。将来、ナノテクノロジーを利用するにあたって、本書で学んだことを応用展開してもらうことが狙い。
目次
1 ナノテクノロジーとは
1.1 ナノテクノロジーの歴史
1.2 ボトムアップとトップダウン
1.3 ナノ物質・ナノ材料
2 ナノ構造と量子効果
2.1 量子サイズ効果
2.2 結晶中の電子
2.3 エネルギーバンド構造と状態密度
2.4 ナノ構造の電子状態
2.4 まとめ
3 ナノ粒子
3.1 量子サイズ効果
3.2 サイズに依存した光学スペクトル
3.3 コア/シェル構造
3.4 不純物ドーピング
3.5 特色あるナノ構造
3.6 金属ナノ粒子
3.7 環境・表面効果と単一粒子分光
3.8 まとめ
4 フラーレン,カーボンナノチューブ
4.1 フラーレン
4.2 カーボンナノチューブ
5 超分子,分子集合体
5.1 超分子
5.2 分子集合体
6 ナノ複合材料と材料変換
6.1 ナノ複合材料・概要
6.2 ナノ複合材料の例
6.3 構造転写
6.4 多孔性物質
7 バイオナノマテリマル・バイオアプリケーション
7.1 ナノテクノロジーとしてみる生物
7.2 バイオマテリマル
7.3 バイオミメティックケミストリー
7.4 バイオデバイス
8 ナノ微細加工:トップダウン法とボトムアップ法
8.1 ナノ微細加工の分類
8.2 トップダウン法による微細加工
8.3 ボトムアップ法による微細加工
9 光触媒,光化学
9.1 光触媒
9.2 光化学
10 ナノ解析装置
10.1 ナノ解析装置とは
10.2 電子顕微鏡
10.3 走査プローブ顕微鏡
出版社からのメッセージ
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本書は、少部数印刷にて重版が可能です。
在庫僅少の場合でもご注文いただけますので、お問い合わせください。
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