ごみ見える化

ごみ見える化

有料化で推進するごみ減量
著者名 山谷 修作
発行元 丸善出版
発行年月日 2010年04月
判型 A5 210×148
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-621-08251-5
Cコード 3036
NDCコード 518
ジャンル 社会科学 >  社会科学一般

内容紹介

廃棄物政策において「見える化」は大きな意義をもつ。中身の見える透明な指定袋の採用や戸別収集によるごみの分別改善、コストの見える化(ごみ有料化)を通じたごみ減量化と負担の公平化、行政情報の見える化による住民理解や合意形成の促進など、「見える化」はごみポリシーにおける最重要の取り組み課題。本書は、全国都市アンケートとヒアリング調査に基づいて、「見える化」によるごみ減量を検証し、これからの廃棄物政策のあり方を提示。

目次

第1章 「見える化」としてのごみ有料化
第2章 ごみ有料化の実施状況
第3章 有料化時の制度変更と併用施策
第4章 有料化導入後のごみ減量効果
第5章 不法投棄・不適正排出対策の取り組み
第6章 不適正排出対策としての「見える化」
第7章 ごみ有料化と合意形成のプロセス
第8章 減量効果が最も大きく出た北海道都市の取り組み
第9章 低い手数料で減量効果を維持している都市の取り組み
第10章 超過量方式で大きな減量効果が出た都市の取り組み
第11章 減量手段として新潟県に根付いた有料化
第12章 「見える化」に取り組んだ京都市の有料化
第13章 有料化の成果の評価と制度見直しに着手した西東京市
第14章 「見える化」で先行する米国の有料化
第15章 有料化導入の合意形成に向けて

あとがき
本書のベースとなった発表論文
索引

定価:2,860円
(本体2,600円+税10%)
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