第3版 マクマリー 生物有機化学 有機化学編

第3版 マクマリー 生物有機化学 有機化学編

原書名 Fundamentals of General, Organic, and Biological Chemistry (Sixth Edition)
著者名 菅原 二三男 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2010年08月
判型 B5 257×182
ページ数 256ページ
ISBN 978-4-621-08282-9
Cコード 3043
ジャンル 化学・化学工学 >  有機化学
生物・生命科学

内容紹介

日常生活の化学および、生命科学、生体物質を理解するために必要な有機化学の基本的概念に焦点を当ててまとめた教科書。必ず理解しておいてほしい概念を簡潔にまとめている。有機化学を解説しつつ、その理解が日常生活の化学や生命科学、生体物質にどのように関係しているかについて随所で解説を加えているため、化学を理解することの重要性がわかり、化学を身に付ける手助けとなっている。実例も多数取り上げている。また,化学を直感的に理解できるようにオールカラーで図式化し、イメージしやすいように工夫している。化学反応式も、着目すべき箇所をカラーで示し、理解を助ける工夫をしている。第3版では、トピックスを随所で新しい話題に差し替えてた。“なぜ”化学が必要なのかについて、また、化学からライフサイエンスまでの学問の面白さと奥深さを理解できる内容となっている。

目次

12 アルカン:有機化学のはじめの一歩
 12.1 有機分子の性質
 12.2 有機分子のの族:官能基
 12.3 有機分子のの構造:アルカンと異性体
 12.4 有機構造の描き方
 12.5 有機分子の形
 12.6 アルカンの命名法
 12.7 アルカンの性質
 12.8 アルカンの反応
 12.9 シクロアルカン
 12.10 シクロアルカンの描き方と命名法
13 アルケン,アルキン,および芳香族化合物
 13.1 アルケンとアルキン
 13.2 アルケンとアルキンの命名法
 13.3 アルケンの構造:シス‐トランス異性
 13.4 アルケンとアルキンの性質
 13.5 有機反応の種類
 13.6 アルケンとアルキンの反応
 13.7 アルケンの付加反応はどのようにおきるか
 13.8 アルケンポリマー
 13.8’Diels-Alder反応:共役ジエンの反応(訳者補遺)
 13.9 芳香族化合物とベンゼンの構造
 13.10 芳香族化合物の命名法
 13.11 芳香族化合物の反応  
14 酸素,硫黄,あるいはハロゲン含有化合物
 14.1 アルコール,フェノールおよびエーテル
 14.2 一般的なアルコール
 14.3 アルコールの命名
 14.4 アルコールの性質
 14.5 アルコールの反応
 14.6 フェノール
 14.7 アルコールとフェノールの酸性度
 14.8 エーテル
 14.9 チオールとジスルフィド
 14.10 含ハロゲン化合物 
15 アミン
 15.1 アミン
 15.2 アミンの性質
 15.3 含窒素複素化合物
 15.4 アミンの塩基性 
 15.5 アミン塩
 15.6 植物中のアミン:アルカロイド
16 アルデヒドとケトン
 16.1 カルボニル基
 16.2 アルデヒドとケトンの命名法
 16.3 アルデヒドとケトンの性質
 16.4 代表的なアルデヒドとケトン
 16.5 アルデヒドの酸化
 16.6 アルデヒドとケトンの還元
 16.7 アルコールの付加:ヘミアセタールとアセタール
17 カルボン酸と誘導体
 17.1 カルボン酸との誘導体
 17.2 一般的なカルボン酸
 17.3 カルボン酸の酸性度
 17.4 カルボン酸の反応:エステルとアミドの形成
 17.5 アスピリンとカルボン酸の誘導体(市販薬)
 17.6 エステルとアミドの加水分解
 17.7 ポリアミドとポリエステル
 17.8 リン酸誘導体

出版社からのメッセージ

本書は『第2版 マクマリー生物有機化学 有機化学編』(2007年1月刊)の改訂版です。
本書は改訂版『第4版(原書7版) マクマリー生物有機化学 [有機化学編]』(2014年03月刊)を刊行しています。

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定価:4,950円
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在庫:品切れ・重版未定