化学物質のリスクアセスメント
はじめの1歩!

化学物質のリスクアセスメント

図と事例で理解を広げよう
著者名 花井 荘輔
発行元 丸善出版
発行年月日 2003年12月
判型 B5 257×182
ページ数 288ページ
ISBN 978-4-621-07707-8
Cコード 3058
ジャンル 科学一般

内容紹介

初めてリスクアセスメントに携わる人や実際に現場でリスクアセスメントを実施したい人が、リスクとは何か、アセスメントとは何をすることなのか、そのためには何が必要で、それを具体的にどう進めるのかを理解できる必携の実務書。

目次

1 はじめに
2 化学物質のリスク
 2.1 リスク―不確実な中での意思決定
 2.2 リスクと安全
 2.3 ハザード管理からリスク管理へ
 2.4 リスクアセスメントからリスクマネジメント,リスクコミュニケーションへ
3 リスクアセスメント
 3.1 リスクアセスメントのステップ
 3.2 リスクアセスメントを行う状況 シナリオ
 3.3 いろいろなリスクアセスメント
 3.4 リスクアセスメントの手順
 3.5 リスクアセスメントの高度化
4 リスクアセスメントの事例
 4.1 はじめに
 4.2 企業の事例
 4.3 行政機関の事例
 4.4 ブタジエンのリスクアセスメントの競演
5 リスクアセスメントとデータ
 5.1 リスクアセスメントに必要なデータ
 5.2 データの入手法
 5.3 各データ項目の簡単な解説
 5.4 データの予測
 5.5 分布をもつデータの扱い―不確実性低減への努力
6 暴露評価
 6.1 暴露評価の重要性
 6.2 暴露とは
 6.3 暴露評価で評価すべきもの―シナリオ
 6.4 直接暴露と間接暴露
 6.5 直接暴露―作業者あるいは消費者の暴露
 6.6 間接暴露
 6.7 生物濃縮と食物連鎖
 6.8 取込み量の評価―経口・吸入・経皮
 6.9 経皮暴露の問題
 6.10 体内動態 TK-TDモデル
 6.11 生活パタンに関するデータ源
7 ヒト健康影響評価
 7.1 はじめに
 7.2 評価すべき影響―質の問題
 7.3 濃度と取込み量―量の問題
 7.4 量依存性―1 閾値なし
 7.5 量依存性―2 閾値なし
 7.6 基準値・許容量・参照値など
 7.7 ベンチマーク用量(BMD)
 7.8 リスクアセスメントにおける利用―リスクの判定へ
8 環境生態影響評価
 8.1 環境生態系とはなにか
 8.2 環境生態系への影響の評価
 8.3 評価の枠組み−予測無影響濃度PNECの設定
 8.4 環境生態影響評価の実際
9 リスクの表現と判定
 9.1 リスクの表現
 9.2 リスクの判定と行動
 9.3 リスクの判定のあり方
10 リスクマネジメントとリスクコミュニケーション
 10.1 リスクマネジメント
 10.2 リスクコミュニケーション
 10.3 リスクに基づく意思決定―化学物質の総合安全管理
11 リスクアセスメントのためのシステム
 11.1 はじめに―システムとは
 11.2 化学物質リスクアセスメントの全体像
 11.3 リスクアセスメントシステムの例
終章:おわりに

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。
旧ISBN:978-4-621-07338-4
内容に変わりはありません。

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