分析化学概論

分析化学概論

著者名 田中 稔
澁谷 康彦
庄野 利之
発行元 丸善出版
発行年月日 1999年07月
判型 A5 210×148
ページ数 252ページ
ISBN 978-4-621-08168-6
Cコード 3343
ジャンル 化学・化学工学 >  シリーズ化学・化学工学 >  化学教科書シリーズ

内容紹介

大学および高専の分析化学の教科書。「分析化学の基礎」と「機器分析」の2編より構成され、通年〜1年半の講義に見合う内容。学問としての分析化学入門書ではなく、実用の手段としての分析化学が身につくことを狙いとした教科書。

目次

第1編 分析化学の基礎
 1 はじめに
  1・1 分析化学はどういう学問か
  1・2 分析化学の歴史と発展
 2 溶液の濃度
  2・1 原子量,分子量,式量,物質量
  2・2 濃度の表し方
  2・3 活量,イオン強度,活量計数
 3 化学反応と化学方程式および反応速度と化学平衡
  3・1 化学反応の区分と化学方程式
  3・2 化学反応と科学平衡
 4 酸塩基平衡および酸塩基滴定
  4・1 水の電離,水素イオン濃度と水素指数(pH)
  4・2 酸と塩基
  4・3 強酸と強塩基の水溶液
  4・4 弱酸と弱塩基の水溶液
  4・5 緩衝液
  4・6 混合溶液
  4・7 酸塩基滴定(中和滴定)
 5 沈殿平衡および沈殿滴定
  5・1 溶解度と溶解度積
  5・2 沈殿滴定
  5・3 滴定誤差
 6 錯生成平衡と錯滴定―キレート滴定
  6・1 錯体および錯イオン
  6・2 錯生成平衡
  6・3 錯生成平衡と他の平衡
  6・4 錯滴定とEDTAによるキレート滴定
  6・5 金属支持薬
  6・6 EDTAによるキレート滴定の応用例
 7 酸化還元平衡および酸化還元滴定
  7・1 電極電位とネルンストの式
  7・2 電極電位に及ぼす種々の影響
  7・3 酸化還元反応の平衡定数と平衡時の電位
  7・4 酸化還元滴定
 8 溶媒抽出法
  8・1 溶媒抽出に用いられる有機溶媒
  8・2 抽出剤としてのキレート試薬
  8・3 溶媒抽出の基礎
 付録
  付録―1 誤差
  付録―2 有効数字と数値の丸め方
第2編 機器分析
 1 機器分析法概論
  1・1 機器分析法の特徴
  1・2 機器分析を実施するにあたっての注意
  1・3 各種機器分析法の比較 
 2 組成分析
  2・1 紫外・可視吸光光度法
  2・2 蛍光(りん光)光度法
  2・3 原子吸光分析法
  2・4 発光分析法
  2・5 化学発光法
  2・6 蛍光X線分析法
  2・7 放射化分析法
  2・8 質量分析法 
 3 状態分析
  3・1 赤外分光法
  3・2 ラマン分光法
  3・3 円二色性と旋光性
  3・4 光音響分光法
  3・5 核磁気共鳴分光法
  3・6 電子スピン共鳴分光法
  3・7 熱分析法
  3・8 熱分析法
 4 電気化学分析と化学センサー
  4・1 ポテンシオメトリー(電位差測定分析法)
  4・2 電位差滴定
  4・3 ボルタンメトリー
  4・4 化学センサー
 5 表面分析
  5・1 電子プローブマイクロアナリシス
  5・2 X線光電子分光法
  5・3 二次イオン質量分析法
 6 粉末X線回析法
  6・1 原理
  6・2 応用
 7 走査電子顕微鏡と分析電子顕微鏡
 8 分離分析
  8・1 クロマトグラフィー
  8・2 ガスクロマトグラフィー
  8・3 高速液体クロマトグラフィー
  8・4 薄層クロマトグラフィー
  8・5 キャピラリー電気泳動
 9 イムノアッセイ

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。内容に変わりはありません。

関連商品

定価:3,740円
(本体3,400円+税10%)
在庫:在庫あり