分析化学

分析化学

著者名 赤岩 英夫
柘植 新
角田 欣一
原口 紘炁
発行元 丸善出版
発行年月日 1991年09月
判型 A5 210×148
ページ数 296ページ
ISBN 978-4-621-08159-4
Cコード 3043
ジャンル 化学・化学工学 >  分析化学

内容紹介

化学反応の選択性を利用したすぐれた分離法の確立の観点から、分析化学で用いられる基礎原理について平易に解説。また分析対象の超微量化への対応、古典的な分析法と機器分析法の橋渡しを行い、原理、特徴、用途を具体的に記述。

目次

1 序論
2 分析化学の基礎
 2・1 水
 2・2 強電解質と弱電解質
 2・3 酸―塩基の概念
 2・4 ルイス酸―塩基の硬さ,軟らかさと定性分析
 2・5 電解質溶液中での反応速度
 2・6 電解質溶液中での化学平衡
 2・7 化学平衡に及ぼす電解質濃度の影響
3 分析に用いられる化学平衡
 3・1 酸―塩基平衡
 3・2 沈殿平衡
 3・3 酸化還元平衡
 3・4 錯形成平衡
4 古典的定量分析法
 4・1 容量分析
 4・2 重量分析
5 分離と濃縮
 5・1 序論
 5・2 蒸留・蒸発による分離
 5・3 沈殿による分離と濃縮
 5・4 抽出による分離と濃縮
 5・5 イオン交換法
 5・6 膜分離
 5・7 クロマトグラフィー
 5・8 電気化学的分離
 5・9 固体試料中の可溶微量成分の分離
 5・10 プリコンセントレーション(予備濃縮)
6 試料採取および調整
 6・1 試料採取
 6・2 試料の粉砕
 6・3 分析試料中の水分の取扱い
 6・4 試料溶液の調製
7 分析値の取扱い
 7・1 誤差の種類
 7・2 正確さと精度
 7・3 測定値の表示
 7・4 正確さと制度の表示
 7・5 誤差の伝播
 7.6 かけ離れた測定値の棄却
 7・7 最小二乗法 
8 機器分析
 8・1 機器分析概論
 8・2 電磁波および電子線を利用した分析法
 8・3 原子スペクトル分析法
 8・4 磁気共鳴を利用した分子スペクトル法
 8・5 光を利用した分子スペクトル分析法
 8・6 X線分析法と電子分光法
 8・7 電気化学分析法
 8・8 流体を利用する分析法
 8・9 その他の分析法
9 分析化学の新しい発展
 9・1 分析化学の発展小史
 9・2 分析化学の諸課題
 9・3 複合化・知能化・自動化が進む分析化学

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。内容に変わりはありません。

定価:4,180円
(本体3,800円+税10%)
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