CMOS RF 回路設計

CMOS RF 回路設計

著者名 束原 恒夫
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年11月
判型 A5 210×148
ページ数 224ページ
ISBN 978-4-621-08203-4
Cコード 3055
NDCコード 547
ジャンル 電気・電子・情報工学 >  電子・通信 >  半導体・電子回路

内容紹介

CMOSの回路設計技術やプロセス技術の進展に伴い、CMOSを無線回路など高周波分野に積極的に適用する動きが大変活発化している。本書はワイヤレス通信:『RFマイクロエレクトロニクス』の一番重要な部分をなす「CMOSによるRF(Radio Frequency:高周波)回路設計」にスポットを当て、基礎から応用までを懇切丁寧に解説する入門的専門書の決定版。

目次

第1章 ワイヤレス通信とRF回路の歴史
 1.1 はじめに
 1.2 ワイヤレス通信の歴史
 1.3 CMOS RF回路への道
 1.4 本書の構成
第2章 ワイヤレス通信に特有な周波数変換と変復調の基礎
 2.1 RF回路における周波数変換の役割
 2.2 イメージ抑圧フィルタの役割
 2.3 ミキサの動作原理
 2.4 ディジタル信号を電波に乗せるディジタル信号
 2.5 RF回路の不完全性や雑音が変調信号に及ぼす影響
 【コラムA】ディジタル処理型変調器
第3章 イメージ抑圧ミキサとサンプリングによる周波数変換
 3.1 ミキサを用いたイメージ妨害波抑圧の指針
 3.2 ハートレー(Hartley)型イメージ抑圧型受信機の構成
 3.3 IC化に適したイメージ抑圧型受信機の構成
 3.4 直交信号の位相誤差ならびに振幅誤差の影響
 3.5 サンプリング定理の基礎
 3.6 サンプリングを用いた周波数変換の仕組み
 【コラムB】サブサンプリングを目で見る実験
第4章 集積化しやすいRFトランシーバのアーキテクチャ
 4.1 ダイレクトコンバージョン方式
 4.2 可変IF方式
 4.3 低IF方式
第5章 回路設計者にとっての無線システムの回線設計
 5.1 熱雑音の扱い
 5.2 近距離システムを例にした回路設計
 【コラムC】ナイキスト(Nyquist)の熱雑音定理の証明
第6章 高周波信号の振舞い―アナログ設計とRF設計の感覚の違い
 6.1 インピーダンス正剛と信号の反射~直流現象にも反射あり
 6.2 電流・電圧と電磁場~主役はどちら?
 6.3 集中定数と分布定数は観測する次元の違い
第7章 Si基板の高周波での振舞いとオンチップ・インダクタ
 7.1 RF回路における省電力化の考え方
 7.2 Si基盤の高周波での振る舞い
 7.3 オンチップ化したインダクタの特製と高抵抗基盤の効果 
 【コラムE】金属やシリコンの表皮効果
第8章 RF要素回路の設計手法
 8.1 雑音指数と相互変調歪
 8.2 送受切換えスイッチ
 8.3 送信用パワーアンプ
 8.4 受信用低雑音アンプ
 8.5 受信用定電圧動作ミキサ
 8.6 電圧制御発信器(VCO)
 【コラムF】パワーアンプの線形化技術:EER,ポーラ変調,LINC
第9章 RF受信機とトランシーバの開発事例
 9.1 イメージ抑圧ミキサを用いた受信機
 9.2 複数バンドパスフィルタを適用した2.4GHz帯向け低IF型受信機
 9.3 Bluetooth用低電圧RFトタンシーバ
 【コラムG】OPアンプを用いた複素バンドパスフィルタ
第10章 RF―LSIの最近の開発動向
 10.1 2.4GHzの帯低電力・低電圧受信機
 10.2 900MHz帯低電力・低電圧トランシーバ:RFSoC(System on a Chip)の例
 10.3 ディジタルRF送信機(変調器)
 10.4 RFサンプリング型受信機
 10.5 コグニティブ無線向けの受信機

定価:本体4,200円+税
在庫:在庫あり

▼ 補足資料