ガリレオと地動説

ガリレオと地動説

近代科学のとびらをひらいた偉大な科学者
原書名 Galileo : His Life and Ideas, with 25 Activities
著者名 大森 充香
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年12月
判型 B5 257×182
ページ数 198ページ
ISBN 978-4-621-08196-9
Cコード 1040
NDCコード 289
ジャンル 科学一般 >  科学読み物
科学一般 >  シリーズ科学一般 >  ジュニアサイエンスシリーズ
天文・地学 >  天文一般

内容紹介

ガリレオ・ガリレイがはじめて望遠鏡で星空をながめてから400年となる今年(『世界天文年2009』)、あらためてガリレオの功績とその時代背景を知る伝記。ガリレオといえば天文学者として有名であり、その他にも科学や数学、音楽、芸術の分野においても数々の偉大な発明・発見をしている。現在では「天文学の父」「科学の父」と称されるガリレオも、彼の時代では理論や思想は受け入れられず、地動説か天動説かをめぐっては教会と対立し、科学と宗教の論争にまで発展した(結果、異端審問所審査で有罪判決を受けてしまう)。晩年は盲目になりながらも研究を続けるなど、不遇な時代に生きそして波乱万丈の生涯を送っている。本書では、そんなガリレオの思想と生涯を、豊富な写真と挿絵を通してわかりやすく解説。また、シリーズを通して、テーマと関連性のある体験学習コーナー(25テーマ)を章毎に掲載、一般的な伝記とは違った構成が特徴。

目次

1 ガリレオ以前の科学と天文学
 手紙の人/月の観測 その1/生データをあつかう
2 はじまり
 ルネサンス期の料理をつくる/ふりこ/脈拍計をつくる/比重
3 ピサでの仕事
 重力の実験/だ円形の特徴/天然磁石の実験/月の観測 その2/液体の密度
4 望遠鏡
 アパーチャの実験/投影/水にうく針/光とかげをかく
5 あらしのはじまり
 光の見え方/サイコロの目/ガリレオへの小包(ケア・パッケージ)をつくる
6 二大世界体系
 相対運動の実験/発射体の運動の実験
7 ガリレオの晩年
 加速運動/梁の強度ゲーム/弦の振動/サイクロイド曲線
ふろく
 ガリレオの時代の教皇/ガリレオの時代のトスカーナ大公/用語集/人名集/地名集/ガリレオのおもな著作/参考資料(もっと知りたい人のためのウェブサイト)/おもな天文関連施設/参考書誌

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