基礎からわかる無機化学

基礎からわかる無機化学

著者名 西本 右子
小棹 理子
発行元 丸善出版
発行年月日 2010年12月
判型・装丁 A5 210×148 / 並製
ページ数 178ページ
ISBN 978-4-621-08324-6
Cコード 3043
ジャンル 化学・化学工学 >  無機化学 >  基礎無機化学

内容紹介

本書は、理学系学部の初年次向けに執筆された教科書。初年次以降でさらに学ぶ深く無機化学・分析化学の学習項目をカバーしながら、図表を豊富に収載、「教えやすく、学びやすい」をモットーに、簡潔な解説で化学の基礎が身につく構成になっている。随所に演習問題を組み込み、理解の助けとなるよう工夫した。全体として歴史的な内容を重視しつつ、環境や機能性材料など実際の応用面や先端分野での研究との関連を視野に入れた内容。テキストとして、通期、半期いずれの授業にも対応可能。

目次

1 原子・元素・単体
 1・1 物質と物質量
  1・1・1 物質とは
  1・1・2 SI単位
  1・1・3 濃度の表し方
 1・2 原子の構造と周期律
  1・2・1 元素・原子・イオン
  1・2・2 原子の構造
  1・2・3 周期律
 1・3 化学結合
  1・3・1 イオン結合
  1・3・2 共有結合と分子
  1・3・3 金属結合
2 非金属
 2・1 ハロゲン元素(17族)
  2・1・1 イオン結晶の結合エネルギー:格子エネルギー
 2・2 酸素族元素(16族、カルコゲン)
 2・3 窒素族元素(15族、ニトロゲン)
 2・4 炭素族元素(14族)
3 金属
 3・1 金属元素
 3・2 金属の結晶構造
 3・3 純金属の性質
  3・3・1 体心立方構造の金属
  3・3・2 面心立方構造の金属
  3・3・2 六方最密構造の金属
 3・4 合金
 3・5 磁性,電気伝導性,半導性
4 物質の状態と変化
 4・1 物質の変化
 4・2 熱力学第一法則
 4・3 エンタルルピーと熱容量
  4・3・1 エンタルピー
  4・3・2 標準エンタルピー変化
  4・3・3 熱容量
 4・4 熱力学第二法則とエントロピー
  4・4・1 熱力学第二法則
  4・4・2 状態数とエントロピー
 4・5 ギブズエネルギー
 4・6 化学平衡
  4・6・1 ギブズエネルギーと平衡
5 反応速度 
 5・1 反応速度
 5・2 反応速度式
  5・2・1 濃度-時間変化曲線のプロット
  5・2・2 反応次数速度式を仮定する方法
  5・2・3 半減期の利用
 5・3 反応速度の温度依存性
  5・3・1 アレニウス式とボルツマン分布
 5・4 触媒
  5・4・1 触媒の関与する反応
 5・5 電気化学
  5・5・1 起電力の計算
6 酸と塩基・溶液
 6・1 酸・塩基
  6・1・1 酸・塩基の定義
  6・1・2 ブレンステッド酸・塩基の強さ
  6・1・3 ルイス酸・塩基の硬さ,軟らかさ
 6・2 pH
  6・2・1 pHの定義
   6・2・2 酸・塩基のpH
  6・3 緩衝液
   6・3・1 緩衝液とは
   6・3・2 緩衝溶液の緩衝作用
   6・3・3 pHの測定 
  6・4 中和反応
   6・4・1 中和滴定とpH
   6・4・2 pH指示薬
 6・5 水溶液
  6・5・1 無機イオンの水溶液
  6・5・2 凝固点降下と沸点上昇
  6・5・3 イオンの活量
7 無機化合物
 7・1 セラミックス
 7・2 機能材料
  7・2・1 半導体材料
  7・2・2 固体電解質材料
  7・2・3 強誘電体
  7・2・4 超伝導体
  7・2・5 磁性体
8 分子軌道
 8・1 対称性  
  8・1・1 点群
 8・2 分子軌道論
  8・2・1 s軌道から形成される分子軌道
  8・2・2 p軌道から形成される分子軌道
  8・2・3 非結合性軌道
  8・2・4 等核二原子分子
  8・2・5 異核二原子分子
 8・3 分子の反応性
 8・4 配位結合
  8・4・1 結晶場理論と配位子場
  8・4・2 分子軌道理論とd軌道分裂
 8・5 分子スペクトル
コラム
 1―クラーク数
 2―同位体
 3―元素の名前:人や神の名から
 4―元素の名前:水素・酸素・窒素
 5―大気汚染物質
 6―カーボンナノ材料
 7―IUPAC
 8―金属精錬
 9―はんだ
 10―磁石
 11―永久機関 
 12―オゾン層
 13―ベロウソフ・ジャボチンスキー反応
 14―地球温暖化
 15―生体と緩衝液
 16―グリーンエネルギー
 17―宝石の色
 18―染色の化学
 19―生理食塩水

定価:本体2,600円+税
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