技術者倫理
法と倫理のガイドライン
著者名 | 社団法人 日本技術士会プロジェクトチーム技術者倫理研究会 編 NPO法人 科学技術倫理フォーラム 編 杉本 泰治 著 田中 秀和 著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2009年03月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 80ページ |
ISBN | 978-4-621-08102-0 |
Cコード | 3050 |
NDCコード | 507 |
ジャンル | 科学一般 機械・金属・材料 > 機械工学一般 人文科学 > 倫理学 > 応用倫理 |
内容紹介
技術倫理の企業人向けテキスト。大学工学部においては必須となっている技術倫理であるが、企業の現役技術者にはそれを履修していない人も多く、一方で様々な倫理的問題に対処を求められる状況が多々発生している。時間のない現役技術者が読みやすいように、コンパクトに要点をまとめているのが本書の特徴である。
目次
1 法と倫理のスタートライン
1.1 注意と思いやり
1.2 人の五感(意識)の働き
1.3 注意義務を怠ることが「過失」
1.4 自然人・法人
2 事故責任の法の仕組み
2.1 事故責任の法と倫理の全体像
2.2 事故責任の法
3 技術者倫理
3.1 倫理とは何か
3.2 なぜ技術者の倫理か
3.3 技術者倫理
3.4 倫理から守られる仕組み
3.5 昔からの倫理との関係
4 技術者倫理の役割
4.1 コミュニティの風土
4.2 コミュニティに浸透する倫理の方法
4.3 倫理プロセスの公開
5 ケーススタディ(事例研究)
5.1 ケーススタディの一般形
5.2 法と倫理の補完関係
事例1 三菱自動車ハブ破損死傷事件
5.3 コミュニティの連帯の明暗
事例2 亜鉛メッキ鋼板価格カルテル事件
5.4 複雑系の問題(その1)――利益相反
事例3 武蔵野市まちづくり条例検討委員会
5.5 複雑系の問題(その2)――内部告発
事例4 西宮冷蔵・雪印食品牛肉偽装事件
5.6 判断に迷う問題
事例5 ACCS不斉アクセス事件
5.7 技術者資格
事例6 耐震強度構造計画書偽装事件