ル・コルビュジエの建築思想
ディテールから探る

ル・コルビュジエの建築思想

原書名 Le Corbusier in Detail
著者名 加藤 道夫 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年10月
判型 A5 210×148
ページ数 282ページ
ISBN 978-4-621-08184-6
Cコード 3052
NDCコード 523
ジャンル 土木・建築
土木・建築 >  建築 >  計画・設計・施工
土木・建築 >  建築 >  意匠・インテリア

内容紹介

近代建築の巨匠ル・コルビュジエ。彼の遺したあまりにも偉大な作品群は、ドア・ハンドル、手すり、階段といった様々なディテールから成り立っている。そこには、作品そのもの同様、彼自身の建築思想・哲学が宿り、深い意味がこめられている。本書はそれらディテールに見出されるル・コルビュジエの魂を読み取り、彼の作品の奥深さを、豊富な図面・写真を用いながら解読しようと試みたものである。ル・コルビュジエ論の新たな方向性を示す一冊。

目次


1 標準化と統一性
 1.1 標準化
 1.2 標準材料
 1.3 標準構造
 1.4 結論
2 身体的ディテール
 2.1 擬人法(アントロポモルフィスム)
 2.2 触れること
 2.3 色彩
 2.4 空間
 2.5 音
 2.6 結論
3 光と闇
 3.1 意味
 3.2 窓
 3.3 明り取り屋根
 3.4 反射
 3.5 人工照明
 3.6 結論
4 フレーミング
 4.1 視界
 4.2 物体(オブジェ)
 4.3 空間
 4.4 結論
5 建築的プロムナードの要素
 5.1 扉
 5.2 会談と斜路
 5.3 結論
6 儀式
 6.1 祭壇
 6.2 火―暖炉の周り
 6.3 水
 6.4 結論
7 雲 1959
 7.1 ブラジル
 7.2 地理学の教訓
 7.3 透視画法
 7.4 屋内におけるユルバニスム
結論

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