Excelで学ぶ流体力学

Excelで学ぶ流体力学

著者名 森下 悦生
発行元 丸善出版
発行年月日 2000年03月
判型 A5 210×148
ページ数 198ページ
ISBN 978-4-621-07866-2
Cコード 3053
ジャンル 機械・金属・材料 >  機械工学一般

内容紹介

本書は表計算ソフトExcelを用いて数値流体力学を行おうというものである。数値計算に必要な、関数機能、繰り返し計算機能、逆行列計算はソフトにプログラム済みなので、方程式が導ければ計算を行うことができる。また、計算格子に相当するセルがもともと与えられていることと、その領域が可視できることなども大きな利点であり、問題の初期の検討段階や設計計算、小・中規模の計算・シミュレーションに適している。

目次

1.表計算流体力学の誕生
2.表計算流体力学とは
3. 表計算流体力学の手法分類 
 3.1 解析解を扱うもの――カルマン―トレフツ翼
 3.2 連立一次方程式を逆行列計算を利用して解く――離散渦法
 3.3 繰返し計算を利用する――差分法
4. 粘性流の表計算
 4.1 助走区間の流れ
 4.2 ベナール対流
 4.3 垂直平板の自然対流熱伝達
5. 圧縮性流の表計算
 5.1 超音速に次元翼周りの流れ
 5.2 ノズル衝撃波
 5.3 超音速ノズル
6. 非定常流の表計算
 6.1 線形波動
 6.2 非線形波動
 6.3 球面衝撃波
7.境界層の表計算
 7.1 ホット・フィルム温度境界層
 7.2 ハワース―ドロドニツィン変換によるあっ職制境界層理論
 7.3 乱流と熱伝達
8. ポテンシャル流の表計算
 8.1 二次元パネル法
 8.2 揚力線理論
 8.3 渦格子法
 8.4 プロペラ
 8.5 ポテンシャル流中で運動する円柱
9. 技術問題の表計算
 9.1 熱伝導
 9.2 軸受油膜圧
 9.3 格子列の圧力損失
 9.4 ラインフローファンの特性計算
10. 表計算流体力学の展開   
 10.1 キャビティ流れ
 10.2 遷音速微小擾乱方程式
 10.3 高速流
 10.4 プロペラ渦格子法
 10.5 格子生成

出版社からのメッセージ

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