
内容紹介
産業・組織心理学会創設25周年を記念し出版。高年齢化、高学歴化、女性の職場進出、国際化、情報化など、現代社会の職場を取り巻く環境は大きく変貌している。それに伴ない産業社会は経営組織の合理化や作業手段のOA化などが急激に進展し、情報化の波に適応できうる人間行動を強く求めるようになってきている。「産業・組織心理学」はこうした環境状況の変化の中での、「組織と人間行動」に関する研究を中心的テーマに据える。本書では産業・組織心理学の広範囲多岐な研究領域について、随所に最新の研究成果を盛りこみながら解説。ますます複雑化する企業(産業)を取り巻く環境の分析・解釈に役立つこの分野のハンドブック。
目次
序章
産業・組織心理学の歴史
Ⅰ.人事
Ⅱ.組織行動
Ⅲ.作業
Ⅳ.消費者行動
付録