触媒化学 第2版

触媒化学 第2版

著者名 御園生 誠
斉藤 泰和
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年01月
判型 A5 210×148
ページ数 202ページ
ISBN 978-4-621-08051-1
Cコード 3058
NDCコード 431
ジャンル 化学・化学工学 >  工業化学

内容紹介

触媒の基礎から応用までバランスよく解説した大学学部教科書。この10年の進展を反映して全面的に改訂。進歩著しい触媒分析法や新しい分子性触媒、環境触媒の成果を織り込む。触媒理論、構造、物性のエッセンスをわかりやすく解説。触媒=「環境・エネルギー・資源問題解決のキーマテリアル」の応用と展望を理解が容易になるよう大幅に加筆。

目次

1 はじめに
 1.1 触媒とは
 1.2 化学反応の速度と平衡
 1.3 触媒の三大機能
 1.4 触媒作用のからくり
 1.5 触媒の歴史
 1.6 触媒の用途
 1.7 触媒の種類と構成・形態
 コラム:アンモニア合成触媒
2 触媒反応の速度はどのように決まるか
 2.1 化学速度の反応
 2.2 触媒反応の組立て
 2.3 反応機構の決め方
 2.4 吸着の化学
 2.5 配位の化学
 コラム:生成物の迅速分析TAP
3 触媒の構造・物性をどのようにはかるか
 3.1 触媒の形態
 3.2 固体触媒のつくり方
 3.3 固体触媒の物理的性質とその測定法
 3.4 表面・バルク組成と表面状態の測定法
 3.5 表面の化学的性質とその測定法
 3.6 錯体触媒の構造とその測定法 
 コラム:分子性触媒の固定化
4 固体触媒の機能をいかに制御するか
 4.1 固体触媒の活性化の構造
 4.2 構造,組成と触媒機能
 4.3 活性劣化と対策
 コラム:“触媒設計”―触媒の面白さと難しさ
5 よく使われる固体触媒にどのようなものがあるか
 5.1 金属酸化物・硫化物触媒
 5.2 金属触媒
 5.3 担体
6 分子性触媒の機能をいかに制御するか
 6.1 分子性触媒の特長
 6.2 錯体触媒の機能と制御
 6.3 錯体触媒の工業プロセス
 6.4 酵素・有機分子触媒の機能と制御
7 触媒はどのように使われているか
 7.1 触媒の応用分野
 7.2 燃料の製造と触媒
 7.3 化学産業と触媒
 コラム:グリーンケミストリー
 7.4 エネルギー変換のための触媒
 7.5 環境をよくするための触媒

定価:3,300円
(本体3,000円+税10%)
在庫:在庫あり