内容紹介
薬学コアカリキュラムに沿って要領よくまとめられた薬学部学生向け臨床医学の教科書。昨今の薬剤師国家試験に頻出する臨床医学の範囲をカバーするほか、現場で薬学のプロとしてチーム医療に臨む際に必要な医学知識をコンパクトにまとめており、薬剤師になるためだけではなく、薬剤師になってからも役立つ一冊である。総論・各論・その他の疾患/症候学の3章で構成され、このうち各論ではそれぞれ疾病ごとに、[概念][病因][臨床症状][検査][治療][予後][薬剤の使用上の注意・禁忌・併用禁忌薬]の各項目ごとにポイントを記述。また、このうち[検査]については、検査からみた考え方、診断上に必要な検査とパニックバリューについて重点的に記載しているのが特徴である。
目次
I 総論
1.医療概論
2.健康と病気
3.診断学
II 各論
1.循環器疾患
2.呼吸器疾患
3.消化器疾患
4.肝胆膵疾患
5.血液・造血器疾患
6.内分泌・代謝疾患
7.リウマチ・膠原病
8.腎・尿路疾患
9.神経・筋疾患
10.感染症
11.中毒
12.小児疾病の特殊性
13.老人疾病の特殊性
III その他の疾患・症候学
1.その他の疾患
2.症候学