コプラナーPCB

コプラナーPCB

著者名 NEDO技術開発機構
産総研化学物質リスク管理研究センター
中西 準子
小倉 勇
発行元 丸善出版
発行年月日 2008年03月
判型 B5 257×182
ページ数 346ページ
ISBN 978-4-621-07970-6
Cコード 3343
NDCコード 574
ジャンル 化学・化学工学 >  シリーズ化学・化学工学 >  詳細リスク評価書シリーズ

内容紹介

化学物質のリスク評価結果をまとめたシリーズ。化学物質管理の方策を考える際に必要な科学的な基礎情報を豊富に呈示。

目次

要約
 1.序論(第I章)
 2.基本情報(第II章)
 3.発生源・排出量(第III章)
  3.1 発生源情報の積み上げによる排出量の推定
  3.2 環境データからの発生源解析
 4.暴露量(第IV章)
 5.体内動態・体内濃度(第V章)
 6.有害性評価(第VI章)
 7.ヒト健康リスクの算出(第VII章)
 8.生態リスク評価(第VIII章)
 9.結論(第IX章)
第I章 序論
 1.はじめに
  1.1 ポリ塩化ビフェニル問題の社会的背景
  1.2 PCBやダイオキシン類とコプラナーPCBの関係
  1.3 本評価書作成の目的
 2.本評価書の特徴と構成
  2.1 本評価書の特徴
  2.2 本評価書の構成
第II章 基本情報
 1.はじめに
 2.種類,構造,物性
  2.1 種類と構造
  2.2 物性等
  2.3 毒性等価係数,毒性等量
 3.PCB製品の生産,使用,保管,廃棄,処理
  3.1 用途
  3.2 生産量,輸出量,輸入量,使用量,出荷量
   3.2.1 生産量,輸出量,輸入量,使用量
   3.2.2 用途別および製品別PCB使用量
   3.2.3 都道府県別の出荷量
   3.2.4 都道府県別の使用工場(磯野1975)
  3.3 PCB含有製品の使用・保管状況および紛失量
  3.4 PCB廃棄物の処理
  3.5 製品の種類と各PCBおよびダイオキシン類等の含有量
 4.環境中濃度実測値
  4.1 近年の環境中Co-PCB濃度
  4.2 環境中Co-PCB濃度の推移
 5.食品経由1日暴露量・食品中濃度実測値
  5.1 近年のCo-PCBの食品経由1日暴露量
  5.2 Co-PCBの食品経由1日暴露量の推移
  5.3 個別食品中のCo-PCB濃度
  5.4 Total PCBの食品経由1日暴露量や食品中濃度
 6.体内濃度実測値
  6.1 近年の血液中Co-PCB濃度
  6.2 近年の臍帯中Co-PCB濃度
  6.3 近年の母乳中Co-PCB濃度
  6.4 Co-PCBの体内濃度の推移
  6.5 母乳中Total PCB濃度
  6.6 各組織中Total PCB濃度
 7.各種規準等
第III章 発生源・排出量
 1.はじめに
 2.発生源情報の積み上げによる排出量の推定
  2.1 PCB製品由来の排出量の推定
   2.1.1 製造・使用されたPCBの収支や排出に関する情報
   2.1.2 PCB製品由来の底質汚染
   2.1.3 PCB製品由来のCo-PCB排出量の推定
  2.2 燃焼系発生源およびPCBを使用しない産業系発生源からの排出量の推定
   2.2.1 燃焼に伴うCo-PCBの生成
   2.2.2 近年の燃焼系発生源および産業系発生源からの排出量
   2.2.3 燃焼系発生源および産業系発生源から大気への排出量の経年変化
  2.3 その他の発生源
   2.3.1 農薬
   2.3.2 PCB製品以外の工業製品  
  2.4 各発生源からのCo-PCB排出量の相対比較
 3.大気中Co-PCBの濃度変動因子の解析による発生源寄与推定
  3.1 対象
  3.2 各コンジェナーの大気中濃度変動の相違
  3.3 大気中濃度の変動因子
  3.4 各発生源の寄与
  3.5 まとめ
 4.多変量解析手法による底質中Co-PCBの発生源寄与推定
  4.1 方法
   4.1.1 因子分析法による発生源解析
   4.1.2 CMB法による発生源解析
   4.1.3 対象化合物
   4.1.4 対象環境データ
   4.1.5 発生源データ
  4.2 結果と考察
   4.2.1 因子分析法による底質コアサンプルの解析
   4.2.2 CMB法による底質コアサンプルの解析
   4.2.3 因子分析法による全国底質表層サンプルの解析
   4.2.4 CMB法による全国底質表層サンプルの解析
   4.2.5 因子分析法とCMB法の結果の比較および各手法の限界や誤差
   4.2.6 魚中Co-PCB濃度に対する各発生源の寄与の推定
  4.3 まとめ
 5.第III章のまとめ
第IV章 暴露量
 1.はじめに
 2.経路別・食品種別の暴露量および国内環境と国外環境の寄与
  2.1 大気,土壌,食品経由の暴露量の比較
  2.2 食品種別の暴露量および国内環境と国外環境の寄与
 3.過去の食品経由暴露量
 4.暴露量の地域差・個人差
  4.1 地域差
  4.2 個人差
 5.第5章のまとめ
第5章 体内動態・体内濃度
 1.はじめに
 2.体内動態に関する既存の情報
  2.1 体内分布
   2.1.1 体内各部位の脂肪重量当たりの濃度の比
   2.1.2 体内各部位への分配
  2.2 吸収と排泄
   2.1.1 消化管吸収
   2.2.2 糞中への排泄
   2.2.3 尿中への排泄
   2.2.4 皮脂の分泌に伴う排泄
   2.2.5 代謝
   2.2.6 胎盤から胎児への移行
   2.2.7 授乳に伴う体外への排出
   2.2.8 体内半減期
 3.体内動態予測モデル
  3.1 モデルの基本構造
  3.2 排泄速度の成長に伴う変化
  3.3 各種パラメータ
 4.体内動態予測モデルによる体内半減期の推定
 5.体内蓄積係数の算出
 6.体内濃度予測モデルによる体内濃度の推定
  6.1 生年別体内濃度の経年変化
  6.2 乳児の体内濃度と母乳授乳の影響
  6.3 将来の25〜34歳女性の体内濃度
 7.体内濃度の地域差・個人差
  7.1 地域差
  7.2 個人差(地域差含む)
 8.第V章のまとめ
第VI章 有害性評価
 1.はじめに
 2.各国・機関における有害性評価・耐容摂取量算出
  2.1 WHO-IPCS専門家会合(1998年)
  2.2 日本(1999年)
  2.3 欧州委員会・食品科学委員会(SCF)(2000,2001年)
  2.4 FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)(2001年)
  2.5 英国食品基準局 食品・消費者製品・環境化学物質毒性委員会(UK COT)(2001年)
  2.6 米国環境保護庁(US EPA)(2003年)
  2.7 まとめ
 3.疫学データ
  3.1 発がん性
  3.2 塩素痤瘡
  3.3 循環器系への影響
  3.4 糖尿病との関係
  3.5 生殖発生影響
  3.6 子どもの発達および歯への影響
  3.7 甲状腺への影響
  3.8 免疫系への影響
  3.9 まとめ
 4.動物試験データ
  4.1 生殖発生毒性
  4.2 免疫毒性
  4.3 発がん性
 5.リスク評価に用いる指標濃度の決定
  5.1 発がん以外の影響について
  5.2 発がん性について
  5.3 リスク評価に用いる指標濃度
第VII章  ヒト健康リスクの算出
 1.はじめに
 2.過去および近年のヒト健康リスク
 3.将来のヒト健康リスク
 4.高暴露者の健康リスク
 5.考察
第VIII章 生態リスク評価
 1.はじめに
 2.野生生物の汚染状況と鳥類に対する毒性影響の知見の整理
  2.1 野生生物の汚染状況
  2.2 鳥類に対する毒性影響
   2.2.1 鳥類に対するTEF
   2.2.2 鳥類に対する毒性影響
 3.生態リスク評価の枠組み
  3.1 評価対象生物
  3.2 評価エンドポイント
  3.3 リスク評価方法
  3.4 評価対象種および地域
 4.暴露評価
  4.1 卵中濃度の実測データ
  4.2 卵中濃度の経験的モデルによる推定
  4.3 リスク評価に用いる卵中濃度
 5.有害性評価
  5.1 段階Iの評価で用いる毒性参照値(TRV)
  5.2 段階IIおよび段階IIIの評価で用いる用量―反応関係
 6.リスクの算出
  6.1 段階Iのリスク判定(ハザード比評価)
  6.2 段階IIのリスク判定(卵死亡リスク評価)
  6.3 段階IIIのリスク判定(個体群リスク評価)
  6.4 考察
   6.4.1 用量―反応関係について
   6.4.2 卵死亡率とλの減少率の関係
   6.4.3 ヒナの奇形や成長の遅れ等の個体群動態への影響
 7.第VIII章のまとめ
第IX章 結論
 1.暴露評価のまとめ(第II章〜第V章)
 2.有害性評価およびヒト健康リスク評価のまとめ(第VI章〜第VII章)
 3.生態リスク評価のまとめ(第VIII章)
 4.本評価書の解析の限界
 5.今後の展望と課題
第X章 外部レビュアーのコメントと筆者らの対応
 石塚真由美レビュアーのコメントと筆者らの対応
 江馬 眞レビュアーのコメントと筆者らの対応
 平井康宏レビュアーのコメントと筆者らの対応
 増田義人レビュアーのコメントと筆者らの対応
 米元純三レビュアーのコメントと筆者らの対応
以下参考資料は,インターネット上でhttp://unit.aist.go.jp/crm/mainmenu/1.htmlから閲覧することができる.
参考資料A 補足の図表等
参考資料B コプラナーPCBの環境動態の予測
参考資料C PCB及びPCB含有製品の製造,使用,保管,廃棄に伴うPCB及びコプラナーPCBの排
      出量の推定
参考資料D 飼料中のコプラナーPCBに対する国産飼料(原料)と輸入飼料(原料)の寄与
参考資料E ダイオキシン類の毒性影響
参考資料F 魚介類に対するダイオキシン類の有害性

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