科学英語の書き方・話し方

科学英語の書き方・話し方

伝わる論文と発表のコツ
著者名 井口 道生
発行元 丸善出版
発行年月日 2009年01月
判型 A5 210×148
ページ数 242ページ
ISBN 978-4-621-08080-1
Cコード 3040
NDCコード 407
ジャンル 論文・語学 >  技術英語

内容紹介

科学に携わる人が英語で論文や手紙などを書くときや口頭発表をするときに注意すべき事項を、具体的な文例で示しながら、くわしく解説。日本人の間違いがちな英語表現、より伝わりやすい表現、論文の仕上げのコツや聴衆に印象付ける効果的な話し方、単位・数量・数式など科学英語に特有の薀蓄も伝授する。実践的知識やちょっと気になる英語表現が満載の、手軽に読めて楽しい英語エッセイ。

目次

第1章 はじめに
 1―1 なぜCommunicationsに努力するのか
 1―2 書くこと,話すこと,その違い
第2章 文章の書き方
 2―1 NISTなんて知らない
 2―2 数えられる名詞
 2―3 日本人の名前の書き方
 2―4 月と六ペンス
 2―5 単数と複数
 2―6 人称代名詞
 2―7 簡潔な表現
 2―8 現在形と過去形
 2―9 私はコーヒーです
 2―10 関係代名詞の限定的用法と非限定的用法
第3章 主に科学論文に関すること
 3―1 業界用語
 3―2 数式も文章の一部
 3―3 大統領は何代目?
 3―4 論文を投稿する
 3―5 超伝導と超電導
 3―6 単位はわかりやすく
 3―7 記号は両刃の剣
 3―8 文献の引用
 3―9 起承転結
 3―10 グラフの作り方
 3―11 数式,記号,術語などの読み方
第4章 単語の使い方
 4―1 いまさら“Japanese English”
 4―2 絶対的な意味をもつ言葉
 4―3 もったいぶった言葉
 4―4 ハイフンに御用心
 4―5 似て非なるもの
 4―6 再び似て非なるもの
 4―7 知る,理解するなど
 4―8 太陽系はどこまで含む
 4―9 アメリカンvs.ブリティッシュ
 4―10 外来語あれこれ
 4―11 ニュアンス
 4―12 難しい単語,やっかいな単語
 4―13 接尾辞と接頭辞
 4―14 合成語
 4―15 “核”になる言葉
 4―16 いろいろな“同じ”
 4―17 “違い”のわかる科学者
第5章 英語で語ること
 5―1 科学の口頭発表はやさしいと考えて始めよう
 5―2 勘所ふたつみつ
 5―3 短い講演
 5―4 長い講演
 5―5 Poster session
 5―6 講義
 5―7 会議の座長や組織者を勤めるとき
 5―8 管理・運営のための英語
 5―9 座談
 5―10 名人列伝

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