内容紹介
奇妙、ミステリー、常識はずれ……と言われ、わからないものの代名詞ですらある「量子」。しかし本当は、専門外の方にも量子は相当におもしろいといえる。量子ほどに革新的な概念は、ただ理論の新しさや現象の不思議さに触れるだけで、楽しむことができるからだ。量子という概念の誕生から量子コンピュータの最前線まで──知的冒険に満ちた量子のワンダーランドへようこそ。
目次
序 章 量子の世界からのぞいてみると……
第一章 量子とは何か?
──量子力学という考え方の発達
第二章 なぜ量子で情報処理を行うのか?
──コンピュータの限界を超える
第三章 量子への扉を開くキー・コンセプト
──量子的な世界を記述する道具
第四章 量子のワンダーランドへ
──だまし絵からのメッセージ
第五章 量子が入っている技術はどこが違うのか?
──1量子ビット操作と「量子鍵配送」
第六章 絡み合う多量子ビットの世界
──2量子ビット操作と「量子テレポーテーション」
第七章 量子コンピュータへのロードマップ
──「キューバス量子コンピュータ」
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