レーザ加工の基礎工学
理論からシミュレーションまで
著者名 | 新井 武二 著 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2007年01月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 470ページ |
ISBN | 978-4-621-07822-8 |
Cコード | 3055 |
ジャンル | 電気・電子・情報工学 |
内容紹介
レーザ加工では、加工ツールである光の制御・取扱い、材料との相互作用により、複雑な加工現象が生じる。技術開発が進む一方で、 レーザによる加工現象を科学的に理解することはあまり重視されてこなかった。複雑な物理学・化学的現象をもたらすレーザ加工を理解するには、光学・量子力学・熱力学など、学際的に解釈する必要がある。本書では、理論の展開とコンピュータによるシミュレーション手法を用い、これまで理論的な記述や説明が十分でなかった加工現象を中心に解説した。また、得られた計算結果に対して、実験による検証を試みている。レーザ加工法に則して理論や数値計算を適応させ、レーザ加工の理論体系をまとめた、より上級者向けの実用書である。研究者から生産現場の技術者まで、レーザ加工の工学的理解を深める一冊。
目次
基礎編:加工の基礎事項
1 レーザの発振
2 加工用レーザ
3 レーザ加工の光学
4 レーザと物質の相互作用
5 加工の予備知識
6 加工の基礎現象
応用編:レーザ加工各論
7 レーザ穴あけ加工
8 レーザ切断加工
9 レーザ溶接加工
10 レーザ表面処理加工
11 レーザによる微細加工
12 レーザ加工時の安全