月に行こうか、火星に行くか

月に行こうか、火星に行くか

著者名 五代 富文
発行元 丸善出版
発行年月日 2006年07月
判型 四六 188×128
ページ数 200ページ
ISBN 978-4-621-07738-2
Cコード 1040
NDCコード 538
ジャンル 天文・地学 >  宇宙科学
機械・金属・材料 >  航空・宇宙工学

内容紹介

純国産ロケットHⅡの開発責任者であり、宇宙開発の歴史と現場を知り尽くした著者が、月と火星探査を中心にこれまでの宇宙開発の経緯と裏話、導かれるべき教訓を書き、今後の宇宙開発と民間宇宙ビジネス、宇宙旅行の時代への戦略・展望を述べる。21世紀になり、宇宙旅行がまさに始まろうとしているいま、その実現性を念頭に置きながら、地球に最も近い天体である月と火星へのこれまでの「探検」の歴史と今後の探査計画を、ロケット開発の側面から解説。 月へのアプローチがどのように行われ、火星探査がいかに困難であったか、その背後にどのような技術者たちの営みがあったのか、現場にいる人しかわからない具体的な内容を、技術者や飛行士への愛情あふれる語り口で解説。

目次

1 誰でも宇宙へ行ける
 スペースシップ・ワン、初の民間宇宙飛行
 出迎えた三人
 すべてはX賞から始まった
 賞金レースで新技術は発展する
 民間航空賞金レースの勝者、リンドバーグ
 NASAロケット機と軽宇宙旅行機
 スペースシップ・ワンの競争者
 ライブドアの宇宙旅行
 月をめざす宇宙観光
2 月へ行こうか
 月へわたしを飛ばして
 スペースカウボーイと月の石
 ジュール・ヴェルヌから月ゴールドラッシュへ
 フォン・ブラウンのV―2号
 ソビエトの囚人設計主任
3 三五年前には月へ行けた
 米ソの月チキンレース
 アポロ宇宙船は月へ
 ソビエトの月宇宙船は
 ソビエト月ロケットの素顔 
 四連敗の巨大月ロケット
 米ソ月宇宙船はどう違う
 ソビエト無人月探査、アメリカをリード
 なぜソビエトはアポロに負けた
4 月へ行く日本のセレーネ
 米ソにつづく日本の月探査
 ゆっくり月飛行のヨーロッパ
 日本の月探査機セレーネは準備完了
 セレーネで月はどこまでわかる
 お茶の間で体験できる月旅行
5 火星探査、宇宙大国の明暗
 米ソの火星レース始まる
 火星のベールをはいだバイキング
 二〇〇四年火星探査オリンピック、日本も
 観測は大成功のヨーロッパ
 エアバッグで火星へ降りる
 火星探査は失敗の歴史だった
 大型火星探査機の陰
 NASAの改革路線始まる
 安すぎた、早すぎた、よくなかった
6 ふたたび月と火星へ
 火星探査の復活
 アメリカの新ロケットと宇宙船
 月に人は住めるのか
 火星へ行って生命探し
 南極で拾った火星隕石がブームの始まり
 宇宙政策のお国事情、日本は
 ヨーロッパは火星ローバーで生命を探す
 青森のミニ地球と月の関係
 宇宙服、それは新しいマイクロ地球

定価:本体1,600円+税
在庫:お問い合わせください