価値創造学

価値創造学

知のマーケットを創造する技術経営
著者名 福田 収一
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年02月
判型 A5 210×148
ページ数 208ページ
ISBN 978-4-621-07545-6
Cコード 3034
ジャンル 社会科学

内容紹介

21世紀の設計、技術経営活動は、モノの創造、販売ではない。まず価値を創造し、その価値を理解し、共有できる市場の形成から始まる。さらに、プロダクト中心時代とは異なり、最終のプロダクトだけに価値があるのではない。それを作り出すプロセスも価値を生み出す時代となる。現在は、設計、技術経営、企業活動の、きわめて大きなパラダイム変換期である。価値創造が、新しい21世紀の大きな課題であり、それにより、私たちの生活が豊かになってゆく。技術者、経営者は、創造した知の価値を評価できる新しいマーケットを創造してゆかなければならない。本書はそのために重要なコミュニケーション、創造性、リーダーシップ、チームワーキング、PBL(Project Based Learning)などを論じた、まったく新しい視点からの技術経営の本。

目次

第1章 線形の社会(Linear Society)から非線形の社会(Nonlinear Society)へ
第2章 人は何を欲するか?――なぜ人は設計,生産するのか?
第3章 知価とは?――市場経済論からの脱却
第4章 価値を創造するには?
第5章 21世紀は成長の時代である――太古への復帰
第6章 「考えて歩く」時代から「歩きながら考える」時代へ
第7章 21世紀はコミュニケーションの時代
第8章 21世紀はチームの時代
第9章 リーダーシップ
第10章 PBL(Project Based Learning)――リーダーシップ,チームワーキング能力の育成

定価:2,640円
(本体2,400円+税10%)
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