人にやさしいものづくりのための方法論
著者名 | 人間生活工学研究センター 編 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2005年02月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 300ページ |
ISBN | 978-4-621-07539-5 |
Cコード | 3358 |
ジャンル | 化学・化学工学 |
内容紹介
企業の技術者・実務者を対象にした、“人にやさしいものづくり”のための人間生活工学の実践的な基礎知識、基盤技術をまとめた実用書。実際的な理解を習得できるよう、具体的で適切な方法論と技術をわかりやすくまとめた。1巻では、「人にやさしいものづくり」とはそもそもどのようなことか。企業はどのようにして「人にやさしい」製品開発を推進すればよいのか。その基礎知識と推進方法、イノベーションにかかわる方法論を解説。
目次
1 人にやさしいものづくりを考える
1.1 人にやさしいものづくりの必要性
1.2 人間工学の生い立ち
1.3 人間生活工学
1.4 人間生活工学を取りまく法律・規格・ガイドライン
2 製品美とその開発
2.1 人間工学と美,そしてデザイン
2.2 人間行動から学ぶ
2.3 見えない繋がりをつくる
2.4 観察
3 人間中心設計
3.1 人間中心設計の考え方
3.2 ユーザビリティという概念
3.3 人間中心設計のプロセス
3.4 人間中心設計の導入法
4 イノベーションのためのデザインプロセス
4.1 ニーズ探索の意味
4.2 ニーズ探索と発見的共有法
4.3 アイデアの展開
4.4 むすび
5 生活工学の方法
5.1 生活工学とは
5.2 「人を通じてみる」観察の方法
5.3 「ものを通じてみる」生活観察の方法
5.4 調査結果の分析と製品展開
5.5 ヒューマンデザインテクノロジー
6 ユニバーサルデザイン
6.1 ユニバーサル・デザインの考え方
6.2 ユニバーサルデザインに関する基準と法令
6.3 国際化とユニバーサル・デザイン
7 製品安全
7.1 製造物責任と製品安全
7.2 製品安全におけるリスクアセスメントのプロセスと運用
7.3 人にやさしいものづくりを巡る規制・規格・基準
8 ユーザ参加型製品評価の方法
8.1 ユーザ参加型評価の必要性と意義
8.2 ニーズ発掘とコンセプトの評価
8.3 プロトタイプ・試作機の評価
8.4 製品発売後の評価
8.5 ユーザ参加型評価計画立案と倫理的問題